「かぼちゃ」といえば1年中スーパーなどで購入できますが、本来は夏が旬。でも、季節が逆となるニュージーランドではこれから旬を迎えます。ニュージーランド産のかぼちゃと聞いてピンとこない人も多いと思いますが、実は甘みが強く、ホクホクして美味しいんですよ。その特長を詳しくみていきましょう。
■ニュージーランド産かぼちゃの特長とは?
ニュージーランドは、肥沃な土壌ときれいな水、長い日照時間という、かぼちゃが美味しく育つための環境が整った場所です。そのため、甘くてホクホクした食感のかぼちゃが収穫できるそうです。
輸入かぼちゃの50%のシェアを持つ富永商事によると、「日本に輸入されるニュージーランド産のかぼちゃの多くは、日本の企業が美味しい品種とノウハウを持ち込んで生産しているため、安心と美味しさを兼ね備えている」のだとか。
同社は、味センサーで糖度や水分・でんぷん量を読み取ることができる、かぼちゃでは初となる画期的なシステムを開発し、独自の基準をクリアした自社ブランド「凄味」というかぼちゃを販売しています。とくに甘くてホクホクした美味しいものを選定しているそうなので、一度は味わってみたいですね。
そんな同社から、ニュージーランド産のかぼちゃをより美味しく味わうことができるレシピを2つ伝授していただきましたので、紹介していきましょう。
【肉巻きかぼちゃのしょうが焼き】
<材料>
かぼちゃ100g/豚肉薄切り8枚/小麦粉少々/サラダ油大さじ2
●生姜焼きのたれ
酒大さじ2/砂糖大さじ1/しょうゆ大さじ1/おろし生姜小さじ1
<作り方>
1.かぼちゃはレンジにかけて柔らかくしてから8等分に細長く切る
2.豚肉を1枚ずつ広げ、1のかぼちゃを巻いて小麦粉を薄くまぶす
3.フライパンにサラダ油を熱し、2を両面こんがり焼く。生姜焼きのたれを入れ、強火で一気にからめれば出来上がり
【かぼちゃの和風デザート】
<材料>
かぼちゃ/茹で小豆/砂糖/生クリーム
<作り方>
1.かぼちゃを5〜6分加熱し、皮ごとつぶしてマッシュにする
2.器にこんもり盛り、茹で小豆と砂糖を入れる
3.軽く泡立てた生クリームをかけて出来上がり
この春はニュージーランド産のかぼちゃを手に入れて、旬の味を堪能してみてはいかがでしょうか。食べ比べするのもいいかもしれませんね。