俳優・新田真剣佑が15歳の頃からあこがれ、役者を目指すキッカケとなった人物として三浦春馬さん(享年30)の名前を挙げ、そのエピソードを明かしたことで、感謝と感激の声が広がっている。
新田は、中居正広と嵐・二宮和也がMCのトーク番組「だれかtoなかい」(フジテレビ系)の2月18日放送回にゲスト出演。2020年に亡くなった三浦さんに大きな影響を受けたと告白した。
俳優・千葉真一さんの長男としてアメリカのロサンゼルスで育った新田。15歳の時に現地のレンタルビデオ店で借りて鑑賞した三浦さんの作品に感動したといい、「春馬さんの(映画)『恋空』、(フジ系連続ドラマ)『ラストシンデレラ』全部見てるんですよ」と明かした「“カッコいい、この人”と思って。“この人みたいになりたい”って最初に思って。シーンを見て、それをマネしてた」と語ったものだった。
ここで中居から、アメリカには、三浦さんの出演作品よりも莫大な予算と時間を投じたスケールの大きい大作映画があったのでは?と聞かれると、新田は「何ででしょうね。作品とかじゃなく、春馬さんが刺さった」と印象に残る存在だったようだ。
「新田のコメントはすぐにXでも話題となり、三浦春馬さんの名前がトレンドワードに。ファンの間では『名前を聞かせてくれてありがとう!』『こんなに嬉しいこと言ってくれるなんて泣ける』『きっと春馬さんも喜んでるね』などと新田に感謝する反応が並んでいます。新田は単独での初主演映画となった『ブレイブ-群青戦記-』で三浦さんとの初共演という夢を叶え、製作報告会見では『僕がもともと役者になりたいなと思ったキッカケが三浦春馬さん。だからこの映画でご一緒できてすごく嬉しかったです』『僕の役者人生において、大切で、ずっと忘れることのできない経験であり、宝だと思っています』と言及。主演デビュー作が、あこがれの先輩との共演作にもなったというのは何か特別な縁があったようにも感じてしまいますね」(テレビ誌ライター)
2021年2月23日に更新した自身のインスタグラムでは、同作のクランクアップを迎えた三浦さんを強く抱きしめている写真を公開し、「Inspiration」「一所懸命」などと綴った新田。
現在の新田の活躍を、三浦さんも喜んで見守っていることだろう。
(木村慎吾)