2月20日放送の「あさイチ」(NHK)で博多大吉が見せたジェントルマンな振る舞いに納得の声があがっているようだ。
この日の放送の後半では昨年3月6日放送の単発スペシャルドラマ「幸運な人」(NHK BSプレミアムおよびNHK BS4K)の再編集版ラスト15分を放送。このドラマはがんを患った夫(生田斗真)と「子どもを授かるタイムリミット」に直面した妻(多部未華子)とが夫婦関係を再構築していくストーリーで、「あさイチ」ではこのドラマを連日15分ずつ放送。「がんを告知されたらどうする?」といった内容のトークを展開してきたのだが、この日はドラマのラストが放送されたこともあり、ゲストのあばれる君と和田明日香の目元は大量の涙が。番組アシスタントの鈴木奈穂子アナは「2人、大丈夫ですか?」「しゃべれますか?」と気遣ったが、その直後に読んだ50代視聴者からのメールで立場が逆転。大吉から気遣われることになった。
そのメールには「私が告知された日を思い出しました。あれから7年、死を意識しない日はありませんが、家族と朝ご飯を食べて家から送り出して お帰りと言って晩ごはんを食べて寝顔を見る‥‥毎日を生きていることがすばらしいと楽しく生きています」とあり、鈴木アナは途中から嗚咽が止まらない状態に。なんとか最後まで読んだ鈴木アナが「すいません」と謝ると、大吉は「読みましょか?」とひと言。鈴木アナが「お願いします。本当にそうだな、と思って」と答え、次のメールからは大吉が代読することになったのだ。
「ネット上には『大吉先生の助け舟でさらに泣いてもうた』『鈴木アナの素直さ、大吉先生の優しさ。たまらなくいとおしい』『大吉が多くの芸能人から慕われるのはこういう所だよね』といった声があがっています」(女性誌記者)
2月10日に福岡PayPayドームで開催され、大成功を収めた「博多華丸・大吉 presents 華大どんたく supportedバイ 洋服の青山」のサブタイトルは“愛と人脈の総力戦”。愛される人は、まず自分が先に人を愛しているのだ。