一時期は原宿や横浜中華街で3件に1件は売っていたんじゃないか?ってくらい大ブームだったタピオカドリンクですが、今ではときどき街でゴンチャを見かけることがあるくらいかもしれません。怒涛の出店ラッシュからの衝撃の閉店ラッシュで、タピオカドリンク専門店も街から無くなっちゃいましたね。
でも、「ものすご〜く飲みたい、あのモチモチプリプリを太いストローで吸いたい!」って思うことはありませんか? そうはいっても「どこで買えたっけ?」状態。だけど、あったんですよ。それも「業務スーパー」に!
「タピオカドリンク4食入り」322円。中を開けてみると、タピオカ入り濃厚紅茶の小袋と、タピオカ用の太いストローが入っています。タピオカ入りの袋を湯煎またはレンチンで解凍し、氷入りの牛乳と混ぜればタピオカミルクティーの完成です。原材料はタピオカでんぷん、砂糖、紅茶粉末など。冷凍で保存です。
実際に作ってみたら、これが想像以上にタピオカミルクティー。パッケージに書いてある“おうちで簡単台湾スイーツ”のコピーは嘘じゃない。専門店で600円とか800円とかで買って飲んでいたものが、1杯あたり約80円で飲めるという値段的にもありがたい、クオリティ高めのタピオカミルクティーです。
作り方に「沸騰したお湯に凍ったままの本品を個包装のまま入れて4分間加熱」と書かれていますが、4分を待たなくても袋の中が解凍されて膨らんできたら鍋からのあげどき。5分以上湯煎し続けると、タピオカがフニャフニャになります。「解凍できたな〜」「中もあったまったな〜」と思ったらお湯からあげるのがポイント。それだけで完璧なモチモチプリプリなタピオカパールに。甘味が結構強いので、牛乳の量はもっと多めでも大丈夫かと思います。
乾燥タピオカだけ売っていることもあるけれど、ものや大きさによっては何時間も茹でる必要があり、発作的に「飲みたい〜」って思っても結局は面倒くさくなることに比べれば、これは湯煎で4分だけなので気軽に飲めちゃいます。
そして、もし家で乾燥タピオカを戻して作ったとしても、あの太いストローがないとスプーンですくって食べる?ことになるので、その点、この商品はストロー付きだからわざわざ買わなくてもいい。タピオカミルクティーとは味だけではなく、タピオカパールを“太いストローで吸って飲む”幸せも大事ということを実感します。
タピオカミルクティーだけではなく、アイスやかき氷のトッピングとしても使える「タピオカドリンク」。業スーで見つけたら、もちろんリピ買い決定です!
(ロドリゴいしざわ)