3月17日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)にタレントのベッキーが出演。4月からスタートするドラマ「君が獣になる前に」(テレビ東京系)での役作りのため、金髪姿で登場した。
最初に扱った時事ニュースがアカデミー賞での映画「ゴジラ-1.0」による視覚効果賞の受賞。
同作について「アトラクションに乗っているような楽しさ」「どこからCGでどこから実写なんだって思った」と無難にコメントした彼女だが、その後の発言がネット上でやり玉に。
自民党青年局の「過激ダンスショー問題」について「ドン引きです」と語ったベッキー。「まずダンサーさんはお仕事でオファーがあって引き受けているので問題ないとして、男性の集まりで過激なダンサーさんを呼んでスキンシップをとったら、みんな喜ぶだろうっていうその価値観が本当にズレている。昭和のおもてなし」と指摘した。
常識的な意見に思えるが、SNSでは批判が噴出。
「『ドン引き』との言葉について、ベッキー自身が2016年に報じられた『ゲス不倫問題』を引き合いに『ドン引きはお前だ』との声が噴出していました」(テレビ関係者)
さらに「ドラゴンボール」の作者として知られる鳥山明さん死去のニュースでは、鳥山作品の思い出を興奮気味に語る男性陣に「男子が盛り上がりすぎなんですよ!女子びっくりしちゃって。もちろん見てましたけど」と語ったベッキーだったが、これにも「男女でひとくくりにするな」と批判が相次いだのだった。
「この3月でベッキーも40歳となり、今後は安定感のある『ご意見番枠』での活躍を期しているのですが、過去に当事者としてワイドショーを騒がせた印象が強すぎるのか、まったく当たり障りないコメントでも彼女が言うと『問題発言』と受け取られてしまう。コメンテーターとしては前途多難な状況です」(前出・テレビ関係者)
いまだに尾を引く「ゲス不倫」であった。
(塚原真弓)