2016年もあとわずか。年が明けると、ジャニーズタレントの懐事情としてふれないわけにはいかない事項がある。それは「お年玉」だ。古くは近藤真彦から、最近では嵐まで、年始には毎年さまざまな伝説が生まれる。多くのジャニーズ取材をこなす芸能レポーターはこう語る。
「同じジャニーズでも、関西発のグループはひと癖あります。普通に渡すのではなく、ひとネタ作ってくる傾向が強いんです。たとえば2016年始のV6・岡田准一とKinKi Kids・堂本剛のやりとりはその最たる例です。大みそか恒例の“ジャニーズカウントダウンコンサート”終了後の初詣で、岡田はなぜか『お兄ちゃん、お年玉ください』とおねだりしました。すると剛は『あげてもええけど、お前も下の子にあげなアカンで。これは家族とか愛する人のために使えよ』と、父親のような口調で封筒を渡しています」
これを聞いていた堂本光一は、「あいつ(岡田)、稼いでんのに‥‥」とポツリ。ちなみに岡田は大阪府出身で、剛は奈良県出身。岡田が1歳年下だ。
「関ジャニ∞・丸山隆平の場合も、やはり関西人ならではのコントのようなやりとりがありました。“カウコン”の会場である東京ドームで、NEWS、A.B.C-Zの楽屋に札束を手にして訪ねてきて『お金、いる人?』と配り、『お金欲しかったら、また言うてな』と言い残して去っていったそうです」
NEWSの加藤シゲアキに「どっかでネタにしてな」と言い残すあたりが、商魂たくましい関西人。16年から17年にかけては、誰がどんな男気を見せるか注目だ。
(北村ともこ)