「このまま定年まで働き続けると思うとうんざりする」「きっかけがあれば別の環境に乗り換えたい」と悩んだら、次のようなことを検討してみてはいかがでしょうか。
■将来の目標を再考する
「このまま続けていてもよりよい方向に進んでいかない気がする……」という状態では、前向きに仕事に取り組むことは難しいもの。いま目の前にある業務は、直接将来の目標にどのように寄与するか、どう変えていくと目標に向かいやすくなるかを考えて、“実現のための一歩”を踏み出した実感を得ましょう。自分の目標に向かっていることが体感できると、目の前のことに意味を見出しやすくなりますよ。
■新しいスキルを吸収する
変化のない無難な毎日では、心は落ち着いてもその意味を疑いやすくなります。でも、新しいスキルを得ることができれば、いまの仕事に生かせるかもしれませんし、そのスキルで新しいことに挑戦したくなる可能性も出てきます。新しい分野や環境に飛び込んでみると、いまの仕事に対する見え方が変わることもありますから、常に刺激を取り入れて実力をブラッシュアップさせましょう。
■働き方を変える
同じ事業を行なっていても、役割や仕事の仕方が変わることで立場や環境がガラリと変わることがあります。現場での仕事やリモートワークなど、希望の働き方や挑戦してみたい貢献方法があれば、積極的に声をあげて相談しましょう。その取り組みが新しい働き方を生み出し、仕事に大きく貢献できる可能性もあります。その際は、相談内容についてていねいな想定をし、お互いに困らないよう擦り合わせることで、聞き入れられやすく実現させやすいものに落とし込みましょう。
意味のないことをし続けるのは楽しいことではありません。だからこそ、やりがいのある刺激的な毎日にしたいと思ったら、そうなるように工夫することが大切です。目の前の仕事に意味を見出し、前向きに取り組める状態にシフトして、パフォーマンスを高めてくださいね。
(Nao Kiyota)