ドジャース・大谷翔平選手の電撃婚のニュースがいきなり吹っ飛んでしまった感がある水原一平元通訳の電撃球団解雇と、大谷も巻き込まれた水原氏の違法賭博問題。今後、水原氏が通訳のみならず、生活全般にわたるサポートをしてきた大谷の“相棒”として復帰することはなくなった。大きなショックを受けているであろう大谷にとって、真美子夫人の精神的支えとしての役割が、期せずして一層大きくなりそうだ。
バスケットボール女子Wリーグの富士通に所属していた真美子夫人は身長180㎝。身長193㎝の大谷との2ショットでも引けを取らないスタイルの良さで、文句のつけようのないカップルとして日本中から羨望の眼差しと祝福を受けたわけだが、そんな中、Wリーグで幾度となく対戦経験のある現・女子バスケ日本代表の馬瓜エブリンのコメントが振るっていた。
「馬瓜といえば、妹のステファニーが3人制日本代表として真美子夫人とチームメイトだったこともあって、様々なエピソードを知っているようです。3月18日に『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)にVTR出演した真瓜が、真美子夫人のエピソードを明かしましたが、そこでさすがと思わせたのがまず、『真美子って本当にやさしいし、ちゃんとプレーでも自分の役割っていうのをしっかりとプレーする選手』と、バスケのプレーに見立てての真美子夫人評。視聴者が思わずうなずく内容でした。そしてさらに、『逆に大谷選手がラッキーな人だったというふうには思いますね』。この笑顔で語ったひと言が、多くの、特に女性たちの溜飲を下げたようなんです」(女性誌ライター)
結婚後、あらゆるメディアや世間の会話でも「大谷の妻」という扱いをされてきた真美子夫人。そのたびに、“大谷ありき”のニュアンスが強調される。ところが、そこを馬瓜は“大谷選手のほうがラッキー”と表現し、これが、真美子夫人のステータスを一気に上げるという絶妙な言い回しだと評判なのだ。
「男女差別、格差などが問題になっている今、世界的アスリートの大谷であっても女性側が下に見られる必要はまったくありません。その意味でも、馬瓜のコメントは全女性を味方にできるお手本のようなコメントだったと思います。実際、SNSでも絶賛の嵐。そして、馬瓜にそこまで言わせる真美子夫人も人格者だということが一気に浸透しましたからね」(前出・女性誌ライター)
確かに、世間一般では「大谷選手の妻」ではあるが、真美子夫人をよく知るバスケ関係者からすれば、大谷翔平は「真美子さんの夫」というわけである。たった一言で、その言葉を聞いた全員を笑顔にできる、馬瓜のコメントスキルの高さもさることながら、今の大谷は、そんな真美子夫人が妻であることが本当にラッキーだと心底感じているのかも。
(飯野さつき)