「ニトリ」って家具・布団・収納のイメージが強い気がするんですが、中には“美顔グッズ”もあったりします。それがこの「マユ&フェイスシェーバー」。しかもたったの579円。もはや、ただのカミソリとそんなに変わらない価格です。
某有名メーカーのフェイスシェーバーなんて、替え刃だけで1080円するのに……。家電量販店の激安販売でも本体は2000円以上なのに「なんでニトリはこの価格?」と気になり、買って顔剃りしてみました!
まずは基本スペック。サイズは幅19×奥行き15×高さ129ミリ。電源は単4が1本(電池は入ってないので自分で調達)で、本体の他、キャップ、マユ用コーム、掃除用ブラシが付属。パッケージの裏面に使い方が書かれているけれど、中にもっとていねいに書かれた取扱説明書兼保証書が入っています。
マユ用コームは1ミリと3ミリの長さで、つける向きによって選べます。刃の部分は額や頬などに使う広い面用と、眉の下などに使う狭い面用があり、これにマユ用コームをカポッと被せれば、眉毛の長さを整えられるというものです。
電源を入れるとプルプル揺れる本体でなぞったところの毛が切れていくのは、他のメーカーのシェーバーと同じ。そして、中に毛をためるようにはなってないので、切れた毛が飛び散ります。そのため、終了後に飛び散った毛を掃除しやすい環境で使うのがよいかも。
実際に使ってみると、カミソリにはない安心感。「うっかり顔を切った……」とか、「肌ヒリヒリ……」とかがない。細かいところで気になってうっかり刃を立ててしまい、「プチッ、痛っ!」みたいなしくじりもない。肌に負担がなく、産毛が飛び散っていくのはすっごくうれしい~。
でもその反面、「カミソリ並みに毛穴ギリギリのところまで剃れるのか」というとそんなことはなく、薄い毛ならほぼキレイに見えなくなっているけれど、眉毛などの太い毛のところは黒いポツポツが。まぁ、コンシーラーで消える程度なので、そこまで神経質にはならずに済みそうです。
また、刃に触れた毛が即スパッと切れるわけでもない。ていねいに何回も当てることで、ムダ毛がカットされていきます。なので、眉毛のお手入れの場合、最初に広い面用の刃で形をある程度整えて、狭い面用の刃で微調整するという感じ。洗面所などで使う場合でも、拡大鏡の手鏡があるとよさそうです。防水ではないみたいなので、お風呂で使うのは無理かな。
そして、ニトリの公式サイトに行って発覚。この579円という値段は本日3/31までの限定価格。替え刃やアタッチメントの単品販売がない! 今後出てくる可能性もあるけれど、今の段階では壊れたら即終了です。購入日から1年間は保証書でなんとかなるけれど、ほぼ使い捨てになりそうな気がする579円。心配な人は、もう1個スペア用に買っておくのもアリかも。
これまでカミソリでヒヤヒヤしながら剃っている人にとってはお試し気分で購入するのもアリだけど、3/31までなので早めに行って購入するのがオススメですよ!
(ロドリゴいしざわ)