Hey!Say!JUMPの山田涼介が主役を務める「カインとアベル」(フジテレビ系)は月9ドラマの歴史を塗り替えるのか? 第7話時点の平均視聴率は8.1%に留まっており、4月期に放送された「ラヴソング」のワースト記録8.4%を下回るという惨状だ。そんな史上最低ペースについて、テレビ誌のライターはこう分析する。
「残り3回の放送で『カインとアベル』がワースト記録を脱するには、1話平均で9.2%の視聴率が必要です。しかしここまでの最高は第6話でマークした9.0%ですからハードルの高さは相当なもの。ストーリーの手直し程度で挽回できる数字でないことは明らかで、何かしらの秘策が必要となりそうです」
もし月9の歴代ワーストに輝こうものならフジテレビだけでなく、山田が所属するジャニーズ事務所の威光にも暗い影を落とすはず。それゆえなりふり構わぬ対策を打ち出す可能性もありそうだ。芸能ライターがこんな見立てを示す。
「12月1日放送の『VS嵐』(フジテレビ系)に山田がゲスト出演したのを手始めに、ジャニーズは全力で『カインとアベル』を後押しするはず。それこそ嵐のメンバーが友情出演するというサプライズだって考えられます。あとは年末に控えるHey!Say!JUMPの東京ドーム公演と絡めた企画もありそうです。番組内でキーワードを発表し、抽選で入場券が当たる企画を行えば、プラチナチケット目当てにチャンネルを合わせるジャニオタが殺到するかもしれません」
来年には実写版「鋼の錬金術師」の主演も控えている山田ゆえ、“ワースト視聴率男”のレッテルは絶対に避けたいはず。ともあれ、山田のみならずファンも喜ぶような秘策を期待したいものだ。
(金田麻有)