「最初は離婚まで考えてました」
2002年の「交際0日婚」が話題となった、3月31日で放送作家業から引退した鈴木おさむ氏と、お笑いトリオ・森三中の大島美幸が4月1日、YouTubeチャンネル「ABEMAバラエティ【公式】」に夫婦で出演。大島が、鈴木氏に初めて感じた愛あるエピソードを振り返った。
「知らない人のところに干せないじゃないですか」
大島は新婚当初、お互いに相手のことをあまり知らず、家の中で自身の肌着を干すことに大島は恥じらいがあり、コインランドリーで洗濯していたという。そんな大島の心境に変化が表れたのは、鈴木氏がテレビ局スタッフ2人の板挟みにあい、帰宅するなり疲れ切って倒れ込んだ時のこと。
「大島は『いろんな仕事をしていて、傷ついて帰ってくることがあって、誰だ、こんなことするのって思ったの』と回顧。その時に『あ、(鈴木氏のことを)スゴい守ろうと思ってる』と気づいたのだそうです」(芸能ライター)
その日、大島は問題のスタッフの部下とファミレスで落ち合うなり、「あんたのとこのボス、どうなってんだ。笑わせるのが仕事でしょ。何泣かせてんだよ」と問い詰めたという。さらに、その時の心情を「助けてあげようと思いました。誰の力も借りず、集中して(作家業を)やってるんで、こんな一生懸命に向かい合ってるのに、なんで悲しませるんだろうって」と振り返った。
ノマドマーケティング株式会社が30~50代の既婚者の男女1000名を対象にアンケートしたところによると、昨年2月に発表した「交際0日婚」から離婚した割合は、男性44.4%、女性37.5%だったという。
「後追いで愛が芽生えた感じ」とは鈴木氏。成功事例と言えるかもしれない。
(所ひで/YouTubeライター)