3月27日に惜しまれながら最終回を迎えた深夜の実証バラエティ番組「それって!?実際どうなの課」(日本テレビ系)。その番組の中で、“ワイルドスピード森川”という異名を持ち、バラエティ番組の“法定速度”を無視して、その道の達人が何年、何十年も修業を重ねて身に付けた技を、驚異的な速さで習得してきたのが女優の森川葵だ。
放送開始直後に新元号「令和」となった2019年5月1日からレギュラー出演。最終回ではこれまでに成功できなかった、たった2mmのバスケットボールの空気穴にダーツの矢を命中させる「アルティメット・ブル」と、わずか6mmのマッチの先端を狙ってヤスリを巻き付けたフライングディスクで点火させる「ファイアーショット」にリベンジ。見事成功させたことで「ワイルドスピード森川」の名前を視聴者の胸に深く刻み込んだのだ。
そんな森川が4月27日スタートのSixTONES・森本慎太郎主演ドラマ「街並み照らすヤツら」(日本テレビ系)で、森本演じるケーキ屋「恋の実」店主・竹野正義の妻を演じることがわかった。
このドラマは、ムロツヨシ主演で西炯子氏による同名人気漫画原作のドラマ「たーたん」が放送される予定だった枠の、いわゆる「代替ドラマ」。「たーたん」に出演予定だったキャストがそのまま移行すると言われていたが、主演のムロは「自主降板」したと報じられ、メインキャストの1人だった吉岡里帆は所属事務所が突然の休業を発表したためか、なぜかキャストから外れている。そのため森川はネット上で「吉岡の代役では?」と指摘されているのだ。
「森川は2018年、満島ひかりがドタキャンした宮藤官九郎演出・脚本の舞台『ロミオとジュリエット』で代役を務めており、ネット上には『また代役?』と驚く声もあがっています」(女性誌記者)
ワイルドスピード森川なら、たとえ前日に代役のオファーが届いたとしても、見事に演じきってしまうことだろう。