俳優・小泉孝太郎が放送の「キントレ」(日本テレビ系)の4月6日放送回ににゲスト出演。父である小泉純一郎元総理による厳しい金銭教育について語り反響を呼んでいる。
政界で絶大な影響力を誇ってきた純一郎氏を父に持つ孝太郎は、番組MCのKing & Prince・高橋海人から幼少期のお小遣いの金額を聞かれ、「最低限です、ボク」「お金を持たせてくれなかった」と明かした。
何でも、純一郎氏からは日々「カネの勘定をするな」「おカネに執着するんじゃない」との教えを受けて育ったといい、欲しいものがある場合、父親との金銭交渉に臨む必要があったが、弁が立つ相手なだけに苦労も多かったという。
そんな孝太郎は、今年1月7日に放送された同局の「ニノさん」でも、厳格すぎる“純一郎ルール”に言及。お正月には、多くの親族や関係者から大量にお年玉を渡されそうになる機会があったものの「ボクの目の前で(父が)『孝太郎にはお年玉をあげないでくれ!』って、全部断られました」と、純一郎氏によるストップがかかったのだという。「今でもその光景は覚えてます。全部受け取ってたらスゴい額だったでしょうね」と振り返る孝太郎。父からもらえるお年玉は高校卒業までわずか「500円」だったと告白。「高校卒業してからは1円もないです」といい、毎年、「この500円で何ができるかを考えなさい」との教育方針だったと語っている。
「幼い頃から徹底していた純一郎氏による金銭教育でしたが、孝太郎は“お金に執着しない”との教え通りではありますが、見た目、父の逆を行っているような言動となって表れていますね。というのは、『キントレ』で孝太郎は、現在では後輩や仲間とゴルフに行く際は、孝太郎が交通費からラウンドの費用まで『全部出すんで』と明かしているんです。一回のゴルフで、孝太郎が費やす金額は軽く100万円を超えるそうで『キントレ』レギュラーのお笑い芸人・劇団ひとりや、アンタッチャブルの山崎弘也から『オレらもオゴってもらえるの?』と聞かれると、躊躇なく『出しますよ』。小泉ファミリーの長男らしく、セレブな男気をチラつかせた孝太郎には視聴者からも、『豪快』『いいじゃないの、金に囚われてなくて』『“銀座で100万円使う”ってタイプより好感持てる』などの声が聞こえています」(テレビ誌ライター)
“お金に執着するな”という純一郎氏の教えの恩恵を最も享受しているのは、他でもなく、孝太郎のゴルフ仲間だった!?
(木村慎吾)