夫である大谷翔平と同じ背番号17のユニフォームを着て愛犬・デコピンとドジャーススタジアムで観戦する姿や、その時テーブルに乗っていた球場の新メニュー「築地銀だこ」が1舟約2000円もすることまで、何かと話題に上る真美子夫人。大谷がヒットを放てば「喜ぶ姿がかわいすぎる!」とSNSがザワつき、国際映像ですら何度も夫人の表情を映し出す。4月12日には、大谷の長年の相棒だった水原一平元通訳が違法スポーツ賭博で胴元に送金したとされる借金が、当初伝えられた額の3倍以上である、日本円で少なくとも約24億円以上であることも判明する中、真美子夫人の“精神的な支え”としての役割はますます増しつつあるように思える。今や日米が大注目する夫婦の相性を診断した、大反響を呼んだ記事を再掲載する。(3月23日配信)
今回占うのは、ドジャースの大谷翔平選手と真美子さんの夫妻です。今、最も注目を集めているこの夫妻の相性は、やはり気になるところ。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。今回も、2人のホロスコープと重ね合わせて分析。では、さっそく相性を占っていきましょう。
2人のホロスコープを見てまず思ったのが、「こんなダブルチャート、見たことない!」ということ。なぜなら、角度を形成する星が非常に多かったからです。つまり、2人の星と星が、必ず何らかの角度を取っていたのです。大抵の場合、どの星とも角度を取らない「空白ゾーン」があるものなのですが、2人にはそれがない。しかも、半数以上が120度の「調和」または0度の「融合」という角度です。120度という角度は、お互いの良さを引き出し合う究極の吉角度。そして0度はお互いのエネルギーを強め合うという吉角度。
中でも注目すべきは、大谷選手の金星と真美子夫人の太陽&月が120度を形成していることでしょう。金星は愛情を表す星であり、太陽はその人の性格や人生、生き方などを表す星。月は感情や好み、感性、心理を表す星です。ここからわかるのは、大谷選手にとって真美子夫人が性格も感性も好ましい、理想の相手だということ。また、太陽は公(オフィシャルなこと)を表し、月は私(プライべーど)を表すことから、真美子夫人が公私にわたって大谷選手のプラスになっている、と考えられるのです。
これだけでも2人が強力な絆で結ばれているとわかりますが、それだけではありません。2人には、どうやら大きな力も働いているようです。情熱や闘志、パワーなどを表す火星が、お互いに相手の天王星、海王星と120度という調和の角度を形成。天王星や海王星は地球から遠く離れていて、動きも遅い星です。そのため、個人というよりは世代全体を分析するときに注視するのが普通。けれど、2人そろって120度の吉角度を作っているのは、やはり天の力が働いているとしか思えないのです。ちなみに天王星は「飛躍、独創性、革新、発明、発見」などを意味し、海王星は「夢想、理想主義、直感、自己犠牲、奉仕」などを意味する星。
おそらく2人は、関わり合う中で気付きを得たり、思いも寄らない発見をしたり、自己の中に眠る何かに目覚めたりしたのではないでしょうか。また、お互い相手のためなら自己犠牲もいとわないという熱い想いを抱き、尽くすこともあったのでは。天王星と海王星は遠い星ながら火星というパワーの星を動かし、2人を固く結び付けた…そんな天空の一大ドラマが結婚という形に現れたのではと思えるのです。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。