ドジャース・大谷翔平の元通訳・水原一平氏を巡る違法賭博問題に大きな進展があった。
4月11日、ロサンゼルスの連邦地検が銀行詐欺容疑で水原氏を訴追したと発表。大谷が違法賭博に全く関わっていないと結論づけられた上で、水原氏が大谷になりすまして銀行に電話をかけていたことなどが判明した。
中でもショッキングなのが大谷の被害金額だ。当初は「450万ドル(約6億8000万円)以上」とされてきた水原氏による不正送金だが、今回、大谷の口座から違法賭博のブックメーカー側に1600万ドル(約24億5000万円)を不正送金したことが明らかとなった。
「ネット上では大谷の潔白が証明された安堵の声以上に、水原氏が悪辣な手口で巨額を盗んでいたと報じられたことへの驚きが広がっている。また違法賭博の損失額が約62億とわかったことから“あるクイズ番組”の内容に脚光が当たっているんです」(テレビ関係者)
その番組とはさる4月6日深夜にTBS系で放送された「オールスター後夜祭’24春」。
ギャンブルで巨額の損失を被ったことで知られる有名人「A・水原一平」「B・井川意高」「C・徳光和夫」「D・兵頭和也」について「失ったとされる額が多い順に並べて」という問題が出題された。
「この問題では水原氏は最も損失額の少ない4番目が答えだったのですが、今回の報道により徳光和夫、兵頭和也を抜いて2番目になってしまった。早くもネット上では番組の画面を加工して、正しい順番に直した『最新バージョン』の画像が作られています」(前出・テレビ関係者)
まさかの新事実発覚であった。
(塚原真弓)