今回占うのは、目黒蓮さんと川口春奈さん。この2人が「もしかして急接近!?」と注目している人も多いかと思います。そんな2人ですが、本当のところ、お互いにどう思っているのでしょうか。また、これからどんな関係になるのか、交際がスタートする可能性はあるのか……。疑問の答えは、2人の相性を基に詳しく占うことで見えてくるはずです。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。今回も、2人のホロスコープを重ね合わせて分析。では、さっそく相性を占っていきましょう。
2人のホロスコープを見た時、すぐに「この2人は気が合うだろうなぁ」と感じました。同時に、「ズバズバ言い合える仲なのかも」とも。というのは、2人とも水星が水瓶座だからです。水星は言語や思考、コミュニケーションを表す星。そして、水瓶座は非常に正直な星座なのです。しかも、広い視野と進歩的な考え方を持ち、豊かな知性に裏付けられた独自の思考パターンが特徴といえるでしょう。そのため、お互いに言いたい放題ですが、相手の言い分もよく理解できるため、本気のケンカにはならないはずです。言い合う2人を見て、周囲の人たちは「また始まった」「仲がいいなぁ」と思うだけなのでは。実際のところ、2人はお互い何を言われてもなぜか腹が立たず、ときには「そういう見方もできるのか」と新鮮さを覚えているかもしれません。
このように、一見ケンカ友だちのようでいて、実はウマが合うという関係を築きやすいのです。それだけでなく、2人は火星も同じ獅子座に配置されています。火星は情熱や衝動、行動力などを表す星。獅子座はとても素直で無邪気、人生を楽しもうという気持ちが強い星座です。つまり、2人とも楽しいことに貪欲で、一緒に行動すれば自然と遊ぶようになる…といった具合。以上から考察すると、2人が急接近したのは不思議でも何でもないということになります。
では、2人の関係が交際に発展する可能性はあるのでしょうか。そのカギを握るのは愛情を表す星・金星なのですが、2人の場合、何の角度も形成していません。これは、恋愛感情が生まれにくいことを意味します。じゃれ合うことはあっても、デートをすることはあっても、恋人として真剣交際するという展開にはなかなかならないでしょう。それどころか、2人の月と太陽が90度という不和の角度を取っていることからも、交際に至るにはかなりの歩み寄りが必要だとわかるのです。
太陽は性格や生き方などを表し、月は感情や好み、プライベートライフなどを表す星であり、この重要な2つの星同士が不和の角度ということは、それだけ相互理解に苦労が伴うと考えられるでしょう。こうした試練を乗り越えてまで2人が交際しようと考えるかと問われれば、その可能性は低いと答えざるを得ないのです。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。