女優としての活動が主軸となりつつある田中みな実だが、現場での“号泣グセ”は相変わらずのようだ。現在放送中のドラマ「Destiny」(テレビ朝日系)の撮影では、彼女が大の苦手だという大量の虫と遭遇し、パニックに陥ってしまったと明かしている。
4月21日にテレビ朝日公式YouTubeチャンネルがアップした動画には、「Destiny」主演の石原さとみ、宮澤エマ、田中の3人が登場し、ドラマ撮影中のエピソードについてトークを展開した。その中で、田中は「私、極度に虫が苦手で、ロケ地が本当に信じられないくらい虫が多くて。大群なんですよ」と大量の虫が発生していた現場があったと振り返る。
石原と宮澤は「そこまでだっけ?」と首を傾げていたが、田中いわく「車で向かってたら雨が降ってきたと思って、パッと見たら、虫が車に当たって“パタパタパタ”って、雨音みたいに」とのことで、「私は本当にビビりすぎて『車から降りられない!』って泣いちゃって」と号泣してしまったという。
しかし、泣き喚く田中がふと車外を見ると、ドラマ共演者のKAT-TUN・亀梨和也が全く虫を気にする様子もなくゴルフの素振りをしていたと説明。「そこにさとみさんも合流して、“こーじゃない、あーじゃない”とか言って」と、石原も虫の存在より亀梨とのゴルフトークに熱中していたと明かしている。
つまり、虫に怯えていたのは田中1人だけという状況で、「こっちは車から降りられないぐらい虫がいるのに、なんでゴルフの素振りをしてるんだろ」「俳優さんって、ちょっとどうかしてるな」という印象を抱いたとのことだ。
「ドラマの顔である主演の石原が車外に出ている中、田中だけがいつまでも号泣してスタンバイできずというシチュエーションであれば、周囲のスタッフや関係者もヒヤヒヤさせられたでしょう。石原は5月17日公開の映画『ミッシング』でも、娘の失踪で疲弊する母親役を演じるため、髪の毛をあえてボディソープで洗って傷ませたり、肌や爪も荒れさせるなどの役作りに励んだと告白しています。それだけの高いプロ意識を持つ石原からすると、これから女優活動に軸を置いていきたい田中が虫ごときで号泣している姿には目を疑ったかもしれません。また、田中といえば22年放送のドラマ『吉祥寺ルーザーズ』(テレビ東京系)の撮影中にも、共演者の片桐仁から愛犬の飼い方についてツッコミを受け、現場で大号泣したと告白。NEWS・増田貴久に次ぐ主要キャストにもかかわらず、リハーサル前の号泣でメイク担当も大慌てだったといいます。虫で喚いたり、犬で泣いたりと感情の起伏が激しい彼女ですが、これを繰り返していると“キャリアが浅いのにすでにワガママ女優”とのレッテルを貼られそうです」(テレビ誌ライター)
石原や宮澤も、心の中では“仕事なんだから”と呆れていたかも。
(木村慎吾)