4月21日放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」第16話「華の影」で黒木華演じる倫子の「探偵のような勘の鋭さ」と「背筋が寒くなる笑顔」の演技に称賛の声があがっている。この日の放送では、道長(柄本佑)が悲田院を訪れると、そこにいたまひろ(吉高由里子)と偶然にも再会する。しかしまひろは疫病患者の世話をしていたことから自身も疫病に感染。道長の腕に崩れ落ちるように意識を失ってしまった。道長はまひろを家まで送り、為時(岸谷五朗)や、いと(信川清順)らに感染の危険性を説明しながら自身1人が徹夜で看病した。妻の倫子(黒木)は、朝になって帰ってきた道長を見やりながら、彼女に使える「女房」の衛門(凰稀かなめ)に「殿のお心には私ではない、明子さま(瀧内公美)でもない、もう1人の誰かがいるわ」と鋭い目をして語ると、次の瞬間には「ンフフフフ…オホホホホ…」と不敵な笑みを見せたのだ。「ネット上には『名探偵倫子誕生』『女の勘が鋭すぎる』『怖い表情からの柔らかな笑顔にゾッとした』『黒木華の演技がめっちゃすげぇ!ドンズバな女の勘からの高笑いに背筋が寒くなった』『倫子さまの笑い声が不気味すぎる。かわいらしい声なのに含みありすぎ』など、黒木の演技に恐ろしさを指摘する声が数多くあがっています」(女性誌記者)
史実としては、まひろは倫子の長女・彰子の「女房」になるはずだが、はたして倫子は殿とまひろの関係を知らずにいるのか、それとも知った上でのことなのだろうか。これからが楽しみだ。