4月27日にスタートした森本慎太郎主演ドラマ「街並み照らすヤツら」(日本テレビ系)に数多くのエールが送られているようだ。このドラマが放送されている「日テレ土曜日夜9時放送枠」では、ムロツヨシ主演で西炯子氏による同名人気漫画原作のドラマ「たーたん」が放送される予定だったが、今年2月になって制作中止に。「街並み照らすヤツら」は急きょ制作された「代替ドラマ」なのだ。出演者の多くは「たーたん」に出演予定だった役者が移行する形でキャスティングされているのだが、主演のムロは自主降板。メインキャストの1人だった吉岡里帆は所属していた事務所が突然の休業を発表し、現在は戸田恵梨香や有村架純らと同じ「フラーム」に所属している。しかし、制作開始の頃にゴタゴタしていたためか出演はしていない。つまるところ「街並み照らすヤツら」で主人公のケーキ屋「恋の実」店主・竹野正義を演じる森本と、その妻・彩を演じる森川葵が、ムロと吉岡のピンチヒッターとして出演しているといわれている。
ただし、視聴者からは、「突貫工事のドラマらしいけど意外とおもしろい」とする声がSNS上には多く見られているのだ。
「森本と森川の共演を見て、2022年放送の間宮祥太朗主演ドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系)でも2人が共演していたことを思い出した人が少なくなかったようで、『「ナンバMG5」の別世界線上のドラマって感じで親しみが湧く』といった声から、『「MG5」では友だちだった大丸と深雪が夫婦になった世界線では、難波くんはアクマと遊んでるのか』と、間宮が主演しているドラマ『アクマゲーム』(日テレ系)を絡めた声もあがっています」(女性誌記者)
シャッター商店街で経営ギリギリのケーキ屋を営む正義(森本)が、大切な店や家族を守るため、幼なじみの太一(浜野謙太)と保険金目当てで偽装強盗を決行。正義は“被害者”、太一は“加害者”となった。彩(森川)の目は何とかごまかせたのだが、どうやら同じ商店街の酒屋の娘・莉菜(月島琉衣)にはそのことがバレているようで、「うちの店も強盗してください」と頼まれた正義。はたして莉菜からの依頼に正義は応えるのだろうか。