“ワーママ”になれば誰でも時間管理が得意になるのであればうれしいですが、日々さまざまなハプニングに見舞われながら「自分に合った方法を模索するしかない……」というのが現状ではないでしょうか。時間管理を得意分野にするには戦略が重要です。次のような工夫を実践しながら、ご自身に合ったバランスをみつけていきましょう。
■日常のタスクを“見える化”する
仕事や家庭でどんなタスクをさばいていく必要があるのかを知ることが、時間管理の効率を高める第一歩です。スケジュール帳やスマートフォンのカレンダーアプリなどを活用して、自身や家族のスケジュールを“見える化”しましょう。
■迷ったら優先順位を決める
あれもこれも全部しなければならないことだと思うと、自分が苦しくなってしまいます。タスクが具体的に把握できるようになったら、期限や優先順位を意識していますぐやることとそうでないことに仕分けしていきましょう。ここが具体的な状態でイメージできていると、突然のオファーなどにも対応しやすく、進行途中での切り替え判断もしやすくなりますよ。
■“見直す”時間を確保する
自分に合った方法は、誰かの時間管理術を真似てもみえてこないかもしれません。実際にやってみてみえたことや改善したい部分は次につながるように見直し、今後どう変えていくか考える時間を確保しましょう。ここを充実させることができないと、よりよく変化させることが難しくなってしまいます。
絶対的な方策がない分野だからこそ、実際に経験してみたりよりよくしていくためのアイデアを出したりする時間が大切です。すべきことやそのタイミングを明確にしたうえでどう取り組んでいくかを検討できるように、まずはタスクの見える化から始めてみてくださいね。
(Nao Kiyota)