元テレビ東京のフリーアナ・森香澄が、精力的に仕事をこなしている。昨年3月末にテレ東を退社後、バラエティ番組での“あざとかわいい”キャラでたちまち人気に。今年2月にファースト写真集「すのかすみ。」を発売すればオリコンの週間BOOKランキングの写真集部門で2週連続の1位を達成している。
「森は、フリーアナとしては田中みな実以来のブレイクを果たしそう。各テレビ局からオファーが絶えない状態で、恋愛トークも下ネタも何でもござれで、とにかく共演した芸人の評判もいい。現在、田中が女優業にシフトしてバラエティ番組への出演を控えているので、ここぞとばかりに森が多くの仕事を獲得している状況です」(民放関係者)
そんな森がフリー転身からわずか1年で、5月6日スタートの「オトナの授業」(TOKYO MX)でドラマ初主演を務める。定時制高校を舞台に問題を抱えている「オトナ」の生徒に対して、担任教師役の森が様々な授業を行っていく物語。森が演じる主人公・加藤杏子は、公開されている場面写真では真っ黒の衣装に身を包み、シリアスな表情を浮かべている。
「あっけらかんとした森のイメージとはかけ離れた役になるようで、他局のドラマプロデューサーも注目している。これまで森は、昨年10月期のドラマ『たとえあなたを忘れても』(テレビ朝日系)に出演したのみですから、主演はまさに大抜擢。『オトナの授業』が成功すれば女優としてもブレイクしますよ」(前出・民放関係者)
順調に人気を獲得しているように見える森。だが、実は裏で泥臭い「猛烈営業」をしていると、放送作家がこう証言する。
「森は、大胆ショット満載の自身の写真集を常に持参し、各局のプロデューサーや関係者に配り歩いているとか。オンエア以外で気さくに話しかけてくる森に男性スタッフはメロメロだそうですよ。そんな地道な営業活動が実を結んだ可能性が高いですね。もともとが、メジャー感が希薄なテレ東出身のせいか、何しろ低姿勢で現場では好感度が抜群。芸人の飲み会などにも参加しているようで、タレントの覚えもめでたい。所属事務所は新興の会社ですが、インフルエンサー重視なのでSNS展開も上手。TikTokなどでの拡散力もあり、テレビ関係者だけでなく広告代理店からも注目されています。田中は今や女性人気のみでいいというスタンスに見えますが、森はこのまま愛されキャラを続けられれば、田中以上に大ブレイクする可能性もあります」
まずは、「オトナの授業」でしっかりと実績を作りたいところだ。
(渡邊伸明)