“感謝はしているが憧れはゼロ”。そんな独特な表現で先輩・中居正広への想いを語ったのは、5月4日放送の「サバンナ高橋の、サウナの神様」(TOKYO MX)にゲスト出演したKis-My-Ft2・千賀健永だった。
サウナ好きのお笑いタレント・サバンナの高橋茂雄と共に“ととのい”ながら本音トークを繰り広げる同番組。千賀にとって、中居は旧ジャニーズに在籍していた頃から世話になり続けてきた大先輩で、たくさんの恩があるというが、一方で、自身が目指す理想像はマイケル・ジャクソンのような本格的なアーティストだと語る。
そのため、「中居さんにバラエティ(での振る舞い方)を育ててもらったのは本当にあって。本当に恩人ではある。ただ、こんなこと言うのはあれですけど、ぶっちゃけ言うと、憧れたことはマジで1回もないです」と笑顔でぶっちゃけた。
過去には、MCを務めた中居から番組内での“無茶ぶり被害”に遭ったことも振り返り、「その中で自分がどうもがけるかみたいな。それまで僕自身、凄くプライドが高かった。中居さんからの修行のような経験のおかげで、自分のプライドが粉々に砕け散ってなくなった。凄く自分らしくいられるようになった」と、バラエティ番組に適応する上での助けとなったようだ。
「中居の強烈な千賀イジりといえば、ファンの間でも物議を醸した“ヒアルロン酸注射”の暴露でしょう。21年8月、フジテレビ系生特番『FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜』で、MCの中居は『なんか千賀がね、先週、ここら辺に(ヒアルロン酸の)注射を打ったって言ってた。こっちとこっちに』と両頬を指しながら突然暴露すると、その後スタジオに現れた千賀は『そういうのは僕に許可を得てから言ってください!』と半ギレ。同年10月放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(同局系)では、その生放送後に中居から『ウケたな』『全パネラー、腹よじれるくらい笑ってたぞ』と謝罪どころか満足げに告げられたことを明かし、千賀は呆れ返ったと話していました。ただ、その話題から派生してヒアルロン酸注射に関心を示した歌手・知念里奈に適切な注射の位置をアドバイスし、松本人志から『千賀クリニックかよ!』と突っ込まれるなど、しっかりと笑いにつなげる成長を見せていました」(テレビ誌ライター)
千賀の適性を最も分かっていたのはやはり中居だったようだ。
(木村慎吾)