元NMB48の渡辺美優紀が自身のYouTubeチャンネルを更新。アイドルの恋愛について言及したところ、アイドルファンの間で物議を醸しているようだ。問題の動画は、さる5月3日の投稿回。動画には同じく元NMB48の矢倉楓子も出演していたが、矢倉によれば、自分は、NMB時代にノースキャンダルを貫き、今も恋をしていないとのこと。そのため、早く素敵な相手が見つかってほしいとファンの女性からも応援されているといい、こうも語った。
「若いうちにいろいろな経験をしておけば良かったなって言うのもあるし、10代の時にちゃんと恋愛をしていないからこじらせてるっていうのもある」
自身が恋愛難民になっている原因を自己分析しているのだが、これを聞いた渡辺は八倉に対し、「こじらせアラサー」「アイドルがマジメにアイドルをした結果こうなる」と、軽くイジるとこう解説するのだった。
「ファンの方とかさ、恋愛をしないでほしいと望む人もいるわけやん。守った結果、(恋愛の仕方が)わからなくなるっていうことが起きます」
さらに、矢倉のように恋愛をこじらせてしまっても誰も責任をとってくれないといった持論を展開。「だからさ、現役のアイドルちゃん達はさ、ぜひこの動画を見てさ、恋愛してほしいです」と、カメラ目線で微笑みながらまとめていた…。
当然、アイドル時代は“優等生”だった矢倉はすかさず危険を察知して「叩かれる。やめて。炎上しにいってる。まずい、まずい。ファンの人は『やめてー』って言ってるよ」と渡辺の暴走トークにストップをかけていたが、時すでに遅し。案の定、多くのアイドルファン視聴者が、渡辺の発言にネット上で怒りを露わに。
「AKBにあこがれ、アイドルを志したという現役アイドルも多いでしょうから、すでに一線を退いているからといって、こういった発言をするのは勘弁してほしいというのがアイドルファンの総意のようです。それにアイドル時代ノースキャンダルだった矢倉とは対照的に、渡辺はファンの男性とのホテル密会が原因で選抜落ちを経験したり、イケメンモデルとのお泊り愛をスクープされたりと男性関係に奔放なイメージが強い。結果、グループ結成当初は山本彩と人気トップの座を争っていたものの、お泊りスキャンダルで人気が失速。山本との差は大きく開いたまま、アイドル人生を終えていますから、今回の一連の発言には『自身を正当化したいだけだろ』などといった辛辣な指摘が集まっています」(アイドル誌ライター)
アイドルの恋愛禁止については、容易に答えが見つかるような簡単な問題ではないだけに渡辺の考え方も一理あるかもしれない。しかしみずから望んで「アイドル」をうたって活動するのであれば、せめて恋愛をうまく隠すのも「プロ意識」か!?
(権田力也)