放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」では、藤原道長(柄本佑)の従者・百舌彦を演じ、まひろ(吉高由里子)の従者を演じるお笑いコンビ・カラテカの矢部太郎とのかけ合いぶりが「まるでマスコットのようにかわいい」と評されている俳優・本多力。
さる5月1日深夜放送の江口のりこ主演ドラマ「ソロ活女子のススメ4 」(テレビ東京系)第5話では、東京・浅草花やしきに現れる「遊園地の妖精」を好演した。そんな、本多にしか演じられない独特な空気感で視聴者の記憶に爪痕を残したのだが、さる4月18日に放送された「あさイチ」(NHK)に生出演した際にも、印象的なエピソードを残している。
本多は、放送中の朝ドラ「虎に翼」(NHK)で男装が印象的な山田よねを演じる土居志央梨と学生時代から知り合いだったと明かし、さらに自身の初めてのキスシーンを演じた相手が土居だったと述懐したのだ。この日の「あさイチ」放送前に本多からそう聞いたという番組MCの博多大吉は、驚きのため、「虎に翼」のストーリーが頭に入ってこないと軽くグチったほどだった。
「本多は立命館大学産業社会学部に入学後、同志社大学内の演劇サークル『演劇集団Q』に加入し、その後は同志社小劇場内で活動していた『ヨーロッパ企画』に参加。土居は本多より13歳年下ですが、当時、京都造形芸術大学と呼ばれていた現在の京都芸術大学に入学し、外部での演劇活動も活発にやっていました。京都を拠点に演劇活動をしていた2人が知り合いなのは当然でしょう」(演劇誌ライター)
本田と土居にこれから共演の機会があれば、ぜひとも京都時代の話を聞かせてもらいたいものだ。