「第16回ベストマザー賞2024」の授賞式が5月9日、都内で行われ、モデルでタレントのpeco(ぺこ)が「芸能部門」を受賞。同日に公開されたオリコンのYouTubeチャンネル「orcon」では、授賞式の模様が一部公開され、受賞の喜びを口にする冒頭から声を詰まらせ、大粒の涙を流した。
「これからも私なりのやり方で息子に愛を伝えていけたら、ママにしてくれた息子とryuchell(りゅうちぇる)に、これからも感謝します」
と、けなげに目元を拭う姿を見せた。
仲良し夫婦としても知られていた元夫のryuchellさんとpeco。だが、2022年8月に離婚を公表し、事務所を通じて発表した「新しい家族のカタチとして同居を続ける」とのコメントが注目を浴びた。その後、ryuchellさんが自宅にて急逝(27歳没)したのは、昨年7月12日のことだった。
「ベストマザー賞で流したpecoさんの涙とryuchellさんへの感謝の言葉を聞いた視聴者からの、『今でもやっぱり家族なんだな~、あの動画を懐かしく思い出しました』といった声が多数挙がっています。その動画とは、pecoが昨年2月10日に更新した自身のYouTubeチャンネル『Peco Channel』です。長い黒髪に美しいメイクを施した生前のryuchellさんとpecoのペアショットは衝撃を与え、視聴回数は5月16日時点で、868万回を超えています」(ネットライター)
同動画で、彼女はこう語っている。
「はらわた煮えくりかえるほど腹立つこともいっぱいあるよ。ホンマにいい加減にせぇよって思うことだっていっぱいある。それはryuchellが男の人を好きだからとか、そういうことじゃなく、人間と人間が同じ家族になった時点でその感情を持つことが当たり前というか、仕方ないことだと思うし、ガンガンにぶつかって、ケンカってこともあるけど、そこまでしてでも“ちゃんと向き合って進んで行こうね”って気持ちがあるっていうことには変わりがないので、こうして同じ家族としてやっていけてるわけなので…」
Pecoさんの中では、ケンカも懐かしい思い出になっていることだろう。いつまでも家族であることには変わりがないようだ。
(所ひで/YouTubeライター)