今週は、朝ドラで露出頻度が高い、注目の伊藤沙莉さんと、劇作家・蓬莱竜太さんの2人について占ってみようと思います。現在、交際中と伝えられている2人ですが、ゆくゆくは結婚も有り得るのでしょうか。その点についても、2人の相性を読み解けば見えてくるはずです。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。今回も、2人のホロスコープを重ね合わせて分析。では、さっそく相性を占っていきましょう。
2人のホロスコープを見たとき思ったのが、「これは惹かれ合って当然だろうな」ということ。何よりもまず、2人の太陽が120度という調和の角度を取っているからです。120度はお互いの良さを引き出す吉角度とされています。しかも、太陽という最も重要な星同士が調和しているのです。太陽はその人の性格や人生、生き方などを表し、運の6割を決めるとも言われている星。そんな重要な星同士がよい角度を取っているため、お互いに相手を好ましく思い、惹かれていくのは当然だといえるでしょう。おそらく、初対面から2人は惹かれ合ったはずです。
さらに、2人とも月が同じ魚座です。月は内面を表す星で、感情や好み、ライフスタイルなどを象徴。そして魚座はロマンチストで陶酔しやすく、豊かな感情の持ち主。時には相手の心にシンクロすることもあります。ここからわかるのは、2人は一緒にいると、お互いしか見えなくなったり愛に溺れたいと願うようになったりしやすい相性だということ。会っている時、すぐに2人の世界を作り、周囲をシャットアウトしているのではないでしょうか。
また、情熱や欲望、行動力を表す2人の火星も、星同士の働きがスムーズに融合する60度を形成しています。2人の場合、どちらかが「会いたい」「抱き締めたい」「キスをしたい」と思ったら、すぐそれが相手に伝わるはず。そして、ごく自然に結ばれるでしょう。
さて、ここまでは2人が惹かれ合わずにはいられない相性だという証拠を上げてきましたが、肝心の「愛の星・金星」はどんな角度を形成しているのでしょうか。答えは、180度。2つの惑星がぶつかり合い、緊張状態を生み出す角度です。ところが、恋愛の場合、強く意識し合い、求め合うという作用もあるのです。
以上の相性により、普通なら、2人の愛はこれからますます激しく燃え上がっていくと考えられます。しかしながら、気になる点が。2人とも、なかなか1人に落ち着くことができない愛情の持ち主だからです。伊藤さんの金星は、恋多き双子座。一方の蓬莱さんの金星は、束縛を嫌う射手座にあります。自由を我慢してまで交際を続ける可能性は低く、結婚は難しいのではないか…と私には思えるのです。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。