ひと昔前にブームとなった「美しすぎる〇〇」という呼称。お笑い芸人の場合でも、妻が元モデルやタレント、俳優やアイドル、アナウンサーといった高嶺の花で、夫とのコントラストを強調する意味でも「美しすぎる」とつけて呼ばれることも少なくない。
そんな中、美しい愛娘が世界で知られている存在なのは博多華丸・大吉の華丸。次女の岡崎百々子は、メタルダンスユニット・BABYMETALのMOMOMETALだ。12歳から女性アイドルグループ・さくら学院のメンバーで、中学生から高校にかけてはティーン誌のモデル、女優と幅を広げた。BABYMETALのサポートダンサーになったあと、正規メンバーに昇格。グループは昨年から今年にかけてもアメリカを中心としたワールドツアーを成功させ、グローバルな勢力は衰え知らずだ。MOMOMETALはみずから華丸の娘であることを明かしていないが、最近はお笑い芸人の“美人すぎる親戚”も、メディアから注目されている。先駆けは、兵庫県姫路市のご当地アイドル・KRD8のメンバーである宮脇舞依。叔父は陣内智則だ。
宮脇はアイドルを名乗っているが、もう33歳。そろそろアイドルは卒業といった時期かもしれないが、今年3月、「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」(ニッポン放送)の生放送中に突然サンドウィッチマン・伊達みきおの姪であること明かしたのは、声優の伊達さゆり。みきおの弟の娘だ。さゆりが産まれたころから、「みーくん」「さゆ」と呼び合い、関係は良好。5月、さゆりが「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演すると、みきおと似つかわしくないアイドルフェイスに、ネットが沸いた。
「4年前、伊達さんの姪であることを隠して大人気アニメシリーズ『ラブライブ!スーパースター!!』のキャスティングオーディションを受けると、一発合格。事務所に所属して、重要な役柄である澁谷かのんのボイスキャストでデビューしました。2年前にはソロ写真集を出版。去年は、鈴木亮平主演の日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)に俳優として出演しています。これも一般オーディションで勝ち得たものでした」(芸能ライター)
一方、“かわいすぎるBMXのレーシングライダー”早川優衣は、千鳥・ノブの姪だ。今春、立命館大学を卒業した。女性アナウンサーを多数抱えるセントフォース系列の事務所に籍を置いている。
「ちょうど1年前、千鳥のレギュラー番組である『相席食堂』(ABCテレビ)でロケデビュー。ノブさんには内緒のVTR出演だったので、ノブさんは芸人としてオジとして複雑な胸中だったよう。現在は一般社団法人全日本BMX連盟の公式アンバサダーであり、現役ライダー。スポーツタレントでもあります」(先の芸能ライター)
アイドル、声優、ライダー。芸人のおじにとっては、それこそ、今でも目に入れても痛くない存在かもしれない。
(北村ともこ)