6月6日に一般オープンが予定されている東京ディズニーシー新エリア「ファンタジースプリングス」では、5月11日、一部の芸能人やインフルエンサーに向けて特別招待状が送られた。が、その“基準“を巡り、当事者の間でも首を傾げるケースがあるようだ。
ディズニーリゾートから招待状が届いたと明かすお笑いコンビ・サンドウィッチマンの2人(伊達みきお、富澤たけし)は、それぞれ家族を連れて芸能人だらけのファンタジースプリングスを訪れたといい、女優・石原さとみや芦田愛菜、反町隆史らと会ったとか。さる5月18日放送のラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」(ニッポン放送)で、振り返ったのだが、伊達には疑問に感じることがあるようだ。
「我々はたまたま2人そろって(招待状が)届いてるんですけど」としつつ、コンビによっては、ナイツが土屋伸之のみで「アンタッチャブルも山崎さんには届いてるけど、柴田さんには届いてない。不思議なんだよね」と指摘。富澤も、コンビそろって招待する場合と、そうでない場合があることに「どういう基準なのか」と不思議がっていたのだ。
この“謎”についてナイツ(塙宣之、土屋伸之)も13日放送のラジオで、塙が「え? オレ来てないよ」「コンビで呼ぼうよ。昔は来てたんだよ? ディズニーランドから。何周年とかね」と、招待された土屋との扱いの差に言及。これに土屋は「たぶん、『アナ雪』とかイジりすぎたんじゃない?」と指摘した。そして、2014年公開のディズニーヒット作「アナと雪の女王」にオラフ役の声優で参加した俳優・ピエール瀧の不祥事に絡め、「粉と紙の常用」などと、もじっていたことが原因ではないかと推測したのだ。
「子供だけでなく大人にとっても“夢の国”であり続けるディズニーリゾートですから、クスリにまつわるスキャンダルで同社のヒット映画をイジるというのは、仮にネタだとしても御法度に思えます。さらに塙は昨年2月放送のラジオ番組内でも、一部の芸能人がパークの入り口で『特別パス』を受け取ることができ、そのパスを使えば、園内のアトラクションが待ち時間ナシで乗ることができるとの“裏事情”を暴露。実際、塙自身も芸能人パスをもらおうと受付でそれとなく確認してみたものの、丁重に断られてしまったと説明してましたからね…」(テレビ誌ライター)
正確な基準についてはディズニー側のみぞ知る話ではあるが、コンビそろって招待を受けたサンドウィッチマンがむしろ珍しいケースだった可能性もあるだろう。
(木村慎吾)