嵐の松本潤が、所属事務所の「STARTO ENTERTAINMENT」を5月30日付で独立する。5月16日に電撃的に発表したもので、嵐のメンバーとしては昨年10月に独立した二宮和也に続く2人目の船出となる。独立後の具体的な動きは明らかになっていないが、松本は「未来を形作るためには必要な一歩」とファンに説明して円満退社であることをアピール。もっか7月11日からスタートする話題の舞台「正三角関係」に出演することは判明している。
「松本は、STARTO 社が開催するイベント『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』の演出を手がけているので、まさか独立とは驚きました。グループとして『株式会社嵐』を設立したばかりですし、今年は嵐のデビューから25周年の節目。松本が独立したことで、グループの活動への影響も少なくないのでは…」(スポーツ紙記者)
そんな中、今回の独立でテレビ業界では松本の先輩でもある木村拓哉の動向が注視されている。松本に先駆けて、性加害問題後の旧ジャニーズ事務所からは、岡田准一、生田斗真、風間俊介といった俳優系のタレントが次々と独立。STARTO社には、グループ活動をメインにせず、第一線で活躍する俳優として、木村だけが取り残されたような状況になっているのだ。民放関係者が明かす。
「現在、STARTO社としては、ドラマや映画業界へのつながりは弱いとみられ、俳優業がメインのタレントは所属していても不安なのでしょう。そればかりか、旧ジャニタレントの起用に厳しいNHKの仕事に新規で関与できない可能性さえあり、なぜ木村は早々に独立しないのか疑問を持つテレビや映画業界の関係者は少なくないんです。今さら独立する自信がないのでは?などという無遠慮な憶測を口にする関係者さえいます」
ただ、一説にはSTARTO社の上層部との“密約”があるのではないかとの情報も出始めているという。
「CMも次々と降板させられ、それでも木村がSTARTO社に残っているのは不可解です。ただ、実は、木村は性加害問題が落ち着いたら、STARTO社の経営に参画するのではないかという噂もある。STARTO社の福田淳社長は、過去に取材で事務所設立にあわせて木村に一番初めに相談したと明かしています。とにかく事務所は木村第一で動いているだけに、木村だけは独立の選択肢をとらず、最終的にはSTARTO社の幹部に就任する流れができているのではというんです」(前出・スポーツ紙記者)
STARTO社の経営に参画という“一発逆転劇”が、はたして近々発表されるのかどうか。
(渡邊伸明)