お笑いコンビ・鬼越トマホーク(坂井良多、金ちゃん)がタレント・関根勤のYouTube動画(5月25日更新回)にゲスト出演し、これまでに“1番怖い”と感じた俳優として薬丸裕英の名前を挙げている。
動画では「いろんな意味で怖すぎる芸能人」をテーマにトークを繰り広げる中、鬼越が震えたタレントは“毒舌”がネタとして通用しなかったという薬丸だったとか。
鬼越トマホークといえば、坂井と金ちゃんの「ケンカ芸」が持ちネタとして定着。2人の揉み合いに仲裁に入った共演者に毒を吐く流れは、今やバラエティ番組で台本に記載されるほどの需要があるというが、薬丸との絡みでは空気が凍り付いたようだ。
いつもの流れで、坂井はケンカを止めに入った薬丸を相手に「うるせぇなぁ!」とスゴみをきかせ、「インスタのフォロワー数、めちゃくちゃ少ねぇな!」との口撃をお見舞い。ところが、これに薬丸が露骨にイラっとしてしまったようで、坂井は「(薬丸が)『スタッフに言われてやってるだけだし…』みたいな。その一言だけで、ずっとしゃべらないで、そのまま」と収録が終わるまで無言になってしまったという。
あまりの険悪なムードに、鬼越の2人は直接薬丸に挨拶と謝罪に向かおうとするも、収録後の薬丸はすぐにスタジオから去って行ってしまう。坂井によると、本番前の薬丸に挨拶した際は「めちゃくちゃイイ人」だったというが、そのケンカ芸を機に、完全にソッポを向かれることになったという認識でいることを振り返っている。
「鬼越の毒舌は時にギリギリなラインを攻めることもあり、芸人相手ですら、不穏な空気になってしまったこともあります。薬丸は旧ジャニーズでシブがき隊として活躍した元アイドルという立場ですから、なかなか理解が及ばなかったのかもしれません。また、薬丸の運営するインスタグラムはフォロワー数が1万2000人ほどで伸び悩み、著名タレントとしてはかなり少なく、2020年頃にはアカウントごと削除してしまっています。ブログによる情報発信をメインとしている薬丸からすると、インスタは周囲からやらされている感覚で、“フォロワー数をバカにされてまでやってられるか”という思いだったのかもしれません。いずれにせよ、芸人ではない薬丸への鬼越の毒舌が鋭利すぎたというのが最大の原因のようですから、それを再びYouTubeからネタとして蒸し返していることには、一部から『キレられてもしょうがない』との苦言が寄せられています」(テレビ誌ライター)
ほかでもない薬丸本人が誰よりも“オレのフォロワー少ねぇなぁ…”と感じていたのかも?
(木村慎吾)