初の美容本が56万部のベストセラー、いまや「キレイのカリスマ」になった女優のMEGUMI。1999年に19歳でグラドルデビュー以来、長く芸能界の第一線で活躍し続けているが、そのサバイバル能力はすでに新人時代から備わっていたようだ。
MEGUMIは、雛形あきこや小池栄子、佐藤江梨子らが所属する巨胸軍団プロダクション「イエローキャブ」からデビュー。当時の野田義治社長とは初対面から衝撃的なやり取りがあったようで、6月1日放送の「人生最高レストラン」(TBS系)で振り返っている。
MEGUMIいわく、野田氏との初の会話は、某雑誌のバスト特集ページを開いて「お前のはこの中のどれだ?」と彼女の胸に最も近い形状を尋ねるものだったという。
また、番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次から、大勢のライバルがひしめき合う中で「どうやって頭角を現したの?」と聞かれると、「とにかく写真集を買いまくった。何百冊も。戦略的に自分の立ち位置を(見出すために)。マーケティングですよね」と、ライバルの作品を見て、他が攻めていない領域を日々研究していたのだとか。本人によれば、
「小池(栄子)さんは横になってこういうのなら、じゃあ自分はワキを出していこうとか。割と自分の写真はワキを見せてる。ワキを見せると男の人って気が緩むっていうか」
当初から戦略的に立ちまわっていたようだ。
「さらに驚くべきは高校時代のアルバイトで、破格の金額を稼いでいた過去を明かしています。なんでも、故郷の岡山県に住んでいた当時はゴリゴリのヤンキーだったそうで、倉敷でアクセサリーの路上販売や、指輪に購入者の名前を刻むバイトをしていたとのこと。それが好評で、20万円もの稼ぎになっていたといいます。現在も実業家や映像プロデューサー、女優、モデルなどマルチに活躍していますが、このころからそうした商才があったのでしょうね」(テレビ誌ライター)
昨年末には15年連れ添ったDragon Ash・降谷建志との離婚を発表。離婚前に出演したイベントでは、彼氏の浮気について相談され「ほっとくのが一番。自分は自分の時間を楽しめばいい」と答えていたMEGUMI。どんな境遇になろうとも、そのタフで戦略的な生き様は変わらないだろう。
(木村慎吾)