6月4日、俳優の竹内涼真が都内で行われたPrime Video 2024「龍が如く~Beyond the Game~」の制作発表会に登壇。
人気ゲームシリーズ「龍が如く」の実写ドラマ化作品となる同作で、主人公の「桐生一馬」を演じることが発表された。
昨年5月にクランクインしたという実写版「龍が如く」について「命をかけてきたので、やっと配信発表を迎えることができてとても嬉しい」と語った竹内。
「伝説の極道」として無類の強さを誇る桐生になりきるためにハードな筋トレを重ね、撮影中は「桐生一馬という役と自分を切り離すことができないくらい役に入り込んでいた」と全身全霊での役作りについて振り返った。
10月25日、アマゾンプライム・ビデオで世界での同時配信がスタートする同作。原作のゲームファンはさぞ盛り上がっているかと思いきや、そうでもない様子なのである。
「新たに『龍が如く』が実写化されること自体については歓迎する見解が圧倒的なんですが、竹内の主役での起用に関しては『ミスキャストではないか』と落胆の声が噴出しているんです」と語るのは芸能関係者である。さらに続けて、
「ハードトレーニングで筋肉をつけたといっても、竹内が持つ『やさ男』の雰囲気は変わらない。シブさ全開の桐生のイメージとは真逆の俳優なんです。『龍が如く』は2007年にも『龍が如く 劇場版』として実写化されていて、この時、桐生を演じたのが北村一輝。精悍かつ物静かなオーラで完全にハマり役だっただけに、北村との対比で竹内の起用に違和感を覚えたファンも少なくないんでしょうね」
何とも深刻なイメージのズレ。竹内は違和感を覆すパフォーマンスを見せつけることができるか。
(塚原真弓)