霜降り明星・粗品の暴走が止まらない。
まず、4月12日に放送された「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)に出演した粗品は、先輩である元・雨上がり決死隊の宮迫博之を呼び捨てでコキ下ろし。
「先輩じゃないですよ、あいつ。もう辞めてんやから」「宮迫くんの闇営業のせいで仕事とかもなくなってるし、むかっ腹たってます」と、宮迫が吉本興業を退社するきっかけとなった闇営業問題を蒸し返した。
さらに粗品は自身のラジオ番組で宮迫を「知名度ある一般人」呼ばわり。6月3日に自身のYouTubeチャンネルで配信した動画では、宮迫の「地上波復帰」がキャンセルになった騒動に触れ「ざまあみろ」と罵倒した。
粗品のホコ先は「性加害報道」により芸能活動休止中のダウンタウン・松本人志にも。
6月1日に行われたイベントで司会を務めた粗品は、同席した小籔千豊や野性爆弾・くっきー!ら先輩芸人に対し「どうですか?松本人志問題は?」と唐突に問いかけ。怖いものなしの態度を貫いているのだ。
そんな粗品について、お笑い関係者は「誰にもおもねらないキャラで売っていったほうが、コアなファンの支持を得られると考えているのではないか」と指摘する。
さらに「後輩芸人がネットで大ブレイクしていることへの焦りから、少しでもネットニュースに載って話題になろうとしているのでは」と続けるのだ。
はたして粗品の暴走をエスカレートさせている「後輩芸人」とは。
「昨年、M-1チャンピオンとなった令和ロマンですね。地上波に出ずっぱりの霜降り明星と正反対に、令和ロマンは仕事を選ぶスタンス。『基本的にテレビは出ない』と明言してYouTubeを中心に活動しています。こうしたスタンスで、ネット上では霜降り明星と並ぶほどの存在感を獲得している。粗品は令和ロマンの『ネット人気』に並々ならぬ危機感を覚えているのではないでしょうか」(前出・お笑い関係者)
暴走の行き着く先は。
(塚原真弓)