昨年末に「週刊文春」が報じた「性加害疑惑」により、今年1月から芸能活動を休止しているダウンタウン・松本人志。記事にあった性的強要の事実を完全否定する松本は、発行元の文藝春秋社を名誉毀損などで提訴。6月5日には、損害賠償請求等訴訟の弁論準備が、双方の代理人が出席のもと非公開で行われた。
裁判の行方に注目が集まる中、ここにきて松本の「早期復帰説」がテレビ業界で広がっている。
「性加害報道当初は、SNSでも松本に対して非難の嵐でしたが、最近では擁護の声のほうが目立つようになってきた。こうした風向きの変化を松本自身も認識していて、これまで以上にテレビ復帰に前向きな言葉を懇意の後輩芸人らに語っているそうです。さらに、今後の文春の対応次第で『和解路線』に転換する可能性も捨てていません。こうした経緯があり、業界内では松本の『復帰番組』に関する話題が頻出するようになりました」(テレビ関係者)
5月31日には松本がプロデュースするAmazonプライムビデオの「FREEZE」のポルトガル版が制作されると発表。松本の影響力はいまだ健在である。
いったい松本は、どの番組でテレビ復帰を果たすのか。
「相方の浜田雅功との共演でテレビ復帰してほしいと望んでいるファンは多いと思いますが、これについては松本、浜田とも『気恥ずかしい』と周囲に語っているようです。なので『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』『ダウンタウンDX』(いずれも日本テレビ系)『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の可能性は薄いと言えるでしょう」(前出・テレビ関係者)
復帰番組の条件はさらに絞られる。
「また、『ワイドナショー』(フジテレビ系)は松本が自分の言葉でじっくりと思いの丈を語ることができるものの、活動休止直前に『出演中止騒動』があったことで候補から外れる。そうなると中居正広との冠番組『まつもtoなかい』(フジ系、現在のタイトルは『だれかtoなかい』)が最有力となってくるんです。盟友の中居相手なら、松本も思う存分、本音で語ることができるでしょう」(前出・テレビ関係者)
復帰の日を待ちたい。
(塚原真弓)