昨年春にテレビ東京を退社し、現在はフリーアナとしてタレント活動も展開する森香澄が「芸能界でライバルは作らない」と宣言。6月18日放送の「森香澄の全部嘘テレビ」(テレビ朝日系)で、その理由についてこう語った。
「自分の中で“この人がライバル”だと思っちゃうと、なんかその人に寄せちゃう気がして。その人がやってないから私がやろうかなとか、その人を基準にしちゃいそうなので、決めないようにしてます。周りは“この人とこの人”とか比べてくることが多いし、アナウンサーってスゴい比べられやすい職業だと思ってるので、周りはものすごいライバルを立てたがるんですけど、“ライバルは自分”だって思ってます」
周囲の声には惑わされない、自分なりのブレない目標を持っているようだ。
森はテレ東を退社後、主にインフルエンサーやモデルが在籍するマネジメント事務所「seju」へ所属。ファッションイベントの進行や、バラエティー番組への出演、さらには大胆なグラビア写真集の発売など、多岐にわたって活躍を続けている。女子アナウォッチャーが言う。
「ライバルに寄せてしまうのが嫌だと語る森ですが、キー局からのフリー転身や、写真集の発売、さらには役者業への挑戦、あざといキャラの発信など、昨春以降の動きを見る限りでは、どうしても“田中みな実の二番煎じ”と感じる人が多いようです。ただ、29歳の誕生日を迎えた6月16日には、女子アナとしては異例となるファンクラブの開設を発表し、美容やダイエットなどの情報を共有する場を設けることを告知。最近では、番組内の企画で接客嬢を初体験するなど、先達の田中みな実とは違うジャンルで存在感を発揮しています。『この人は何がしたいの?』『もはやアナウンサーじゃなくアイドル気取り』などと揶揄する声もありますが、今はいろんなジャンルに挑戦して試行錯誤している最中なのかもしれません」
テレ東在籍中よりTikTokやインスタグラムなど、田中が着手していないSNSでの情報発信を重視し、ダンスパフォーマンスを披露するなど異彩を放ってファンを増やしてきた森。給料の大半を美容に費やしてきたとも明かしており、将来の芸能界における地位獲得のために自己投資を行ってきたことが、現在の大活躍に繋がっているといえるだろう。
(木村慎吾)