新垣結衣主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)の12月6日に放送された第9話の録画を含めた総合視聴率が30%を記録したことが15日、明らかになった。最終回は、20日午後10時から15分拡大スペシャルで放送される予定で、どこまで数字を伸ばすかが注目される。
そんななか、ある激論がいまネット上で喧々諤々と繰り広げられているという。それが、このドラマに端を発した“夫婦のあり方”論争だ。
事の起こりは、13日に放送された第10話のラストシーン。プロポーズ後に平匡(星野源)が「試算しました」と出した紙には、正式に結婚した場合と現状のままとでは、将来の貯金額が違うとあった。これに対しみくりは“私をタダで使えるから結婚するの?”と思い込み、「愛情の搾取に断固反対!」と宣言。
このみくりの言葉にネット上では、「妻にも家事報酬は必要派」と「不必要派」に分かれて激しいバトルが勃発。その内容は「主婦の無料奉仕=愛情の搾取かぁ。難しい問題だ」「平匡はみくりの生活全部背負うつもりなのに、愛情の搾取って言われ方は可哀想」「2人で生活していくうえで自分のお金確保しとくのはとても大事」「主婦って結局“好きの搾取”かも」など、世代を超えての“朝まで生討論”が繰り広げられているのだ。
これまでは、平匡とみくりの恋の行方に“キュン死”していた視聴者だったが、正式結婚に発展しそうなところで、いきなり現実問題に引き戻されてしまったようだ。
最終回を前に討論はますますヒートアップしていきそうで、物語の結末同様、コチラも目が離せない。