【Re:リベンジ】錦戸亮に「実質的主演だった」と視聴者が感じた“リベンジ解説”と「最後のニヤリ」

 6月20日に幕を閉じたドラマ「Re:リベンジ‐欲望の果てに‐」(フジテレビ系)。主人公の天堂海斗を演じたのは赤楚衛二だったが、ネット上には「このドラマの実施的な主役は錦戸亮演じる大友郁弥だった」と指摘する声がネット上に相次いでいる。

 この日、放送された最終回では特に、郁弥(錦戸)が天堂皇一郎(笹野高史)に、自分が天堂記念病院に赴任したのは母・薫に対する医療過誤の事実を調べ、復讐することだったと告白。皇一郎の懐に入り、虎視眈々と復讐する時を狙っていたことを明かすシーンでは、錦戸の説得力のある演技力が光っていた。

 また、ドラマのラストシーンでは、天堂記念病院は海斗(赤楚)によりほかの病院へと無償で譲渡され、再スタートすることに。リニューアルしたその病院の新理事長には郁弥が就任。理事長のイスに座ってニヤリと不敵な笑みを浮かべる郁弥の顔が大きく映し出されると、次の瞬間には「週刊文潮」の記者に戻った険しい表情の海斗が映し出され、ドラマは終了。タイトルの「Re:リベンジ」がまた新たに始まりそうな、これからも続きそうな、含みのある終わり方だったため、「今度は郁弥が海斗に狙われる番かな。郁弥の最後のニヤリがブラックで良かった」「リベンジのリベンジがエンドレスに続くってことだろうね。錦戸は渋い演技も似合う役者になった」「錦戸の不敵な笑みがめっちゃ効いてた。これを機にまた地上波ドラマにどんどん出てほしい」といった声がネット上に続出したのだった。

 錦戸は、7月9日スタートの「かぞかぞ」こと「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK)で河合優実演じる主人公の七実の若くして急性心筋梗塞で亡くなった父親・耕助を演じる。その錦戸を楽しみにしているという声も早くもあがっているから、錦戸の役者としての未来はかなり明るいようだ。

(津島修子)

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