数多くのダイエット法がありますが、中でも「塩を控えるといい」という話はよく聞きます。これはダイエットというより、むくみを取る方法といってもいいかもしれません。それが「塩抜きダイエット」です。
一定期間、塩を控えることで体重が減ることもあるんだとか。いったい、どのようなダイエット方法なのでしょうか。
塩は体内で水分を保持する働きがあるため、1~2日ほど塩を摂らないようにするだけで、体内の水分や塩分が排出されやすくなるそうです。また、塩分は食欲を刺激するといわれているため、これを控えることで食べ過ぎを抑えることができるとか。
塩分の摂り過ぎでむくむ場合には、水分が排出される分だけ体重も減ります。とはいえ、脂肪が減ったわけではないため、あくまで一時的な効果になることは覚えておきましょう。
注意したいのは、塩を過度に抜くと脱水を起こしやすいということ。汗をかくことで水分が排出されやすく熱中症が不安な夏は、塩抜きダイエットはできるだけ避けたほうがよいでしょう。
塩抜きダイエットは「塩分摂り過ぎているかも……」「むくみが気になる……」と感じたときに、脱水の心配がないよう適度にコントロールしながら行ってくださいね。