7月3日にスタートした「新宿野戦病院」(フジテレビ系)に出演する役者たちに驚きと笑い声があがっている。そのワケは、放送中のNHK朝ドラ「虎に翼」に出演していた(いる)仲野太賀、岡部たかし、塚地武雅、平岩紙の4名が、「新宿野戦病院」でメインキャラクターを演じているから。舞台となっている東京・新宿歌舞伎町にある「聖まごころ病院」に勤める美容皮膚科医・高峰享を仲野、小児科医・横山勝幸を岡部、看護師長・堀井しのぶを塚地、3代目医院長の娘でありソーシャルワーカーでもある高峰はずきを平岩が演じているのだ。仲野と岡部は「虎に翼」を“死亡退場”しているが、塚地はストーリーが進んだことで登場しなくなり、平岩は6月21日放送の第60話から再登場し現在も出演中だが、5月31日放送の第45話で終わった第1章とともに姿を消していたので、ネット上では「梅子(※平岩が『虎に翼』で演じている役名)さんが姿を消していた期間が『新宿野戦病院』の撮影時期だったんだろうね」と考察されている。
また、「仲野太賀も岡部たかしも塚っちゃんも(「虎に翼」の)第1章で出番が終わって新宿で生活してたんだ笑」「優三さん(仲野)も直言さん(岡部)も歌舞伎町で生き返ってたのね」「雲野先生(塚地)は弁護士から看護師になってジェンダーも飛び越えてしまった」といった、「虎に翼」で演じていたキャラと「新宿野戦病院」で演じているキャラとを比較する声も相次いでいる。
「これぞ売れっ子の証でしょう。4名とも芸達者ですからね」(女性誌記者)
第1話からトップスピードでストーリーが展開した「新宿野戦病院」。すさまじい速さに離脱した人が早くもいるようだが、視聴継続しないときっと後悔することになると思うのだが。
(津島修子)