賛否を招くことが多い元お笑いコンビ・雨上がり決死隊で、ユーチューバーの宮迫博之だが、その全盛期はやはりケタ違いの大金を稼ぎ出していたようだ。7月9日、カノックスターのYouTubeチャンネルにゲスト出演し、これまでの最高月収を聞かれる場面があった。
2019年6月に勃発した闇営業騒動により、吉本興業を退所、のちにコンビも解散。以降はYouTubeでの活動や、自身がオーナーを務める焼肉店「牛宮城」の運営などに乗り出した宮迫は、「テレビに出てる時の一番稼いだ月はいくらですか?」というカノックスターの質問に回答。
「正直、そんなに単価が高かった芸人ではないので、それでもなんか諸々一気に入ったりとかして、3800万円くらいあったかな」
あっさり告白した。続けて、
「芸歴30年くらいじゃない? ドラマのやつが一気に入ったりとかコマーシャルか何かが一気に重なった時にそんだけになって」
ただ、それでも他の芸能人の月収を聞くと“もらってねぇな”と実感し、
「だって、スゴい人は…むっちゃ言いたいけど、後でこっそり教える。笑えない金額をもらってる人がおったから。なんとなく想像はつくと思うけど」
と、芸能界の天井知らずの金銭事情を明かしたのだ。
「宮迫は昨年2月にゲスト出演したスカイピースのチャンネルでも最高月収を『3800万円』と明かしましたが、かつて元SMAP・中居正広にその金額を打ち明けたところ、『それだけしかもらってないの?』とマウントを取られ、『まぁまぁ喧嘩になった』と振り返っています。中居はテレビでのMCや司会業に加え、CM、映画、ドラマ、コンサート、歌唱印税など、多岐にわたる収入源があるため、宮迫の“最高”は中居の“平常以下”だったのかもしれません。しかし、当時のお笑い界で、宮迫のように高い演技力を評価される存在は貴重で、また、吉本の厳しいギャラの配分も噂されていたので、宮迫にはその辺りにも不満があったのでしょう」(エンタメ誌ライター)
果たして、宮迫が語っていた「笑えない金額」を荒稼ぎしていたスゴい人とは中居なのか、それとも吉本の看板である明石家さんま、ダウンタウンだったのか。上には上がいる芸能界は、やはり一般人の想像が追い付かない異次元の世界だということだ。
(木村慎吾)