ついつい食料品を買い過ぎてしまう原因のひとつに、「スーパーでなんとなく時間を過ごしている……」ことが挙げられます。そんな人は、必ず向かうべき場所を決め、最小限の労力で手短に買い物を終えられるようにマイルールを設定すると、余計なものを“買えない”ようにすることができ、節約にもなりますよ。詳しくみていきましょう。
■まずは入り口付近の「特売品」売り場からチェック
買うものが決まっている場合でも、まずは見切り品コーナーなどの特売価格コーナーをチェック。使いたいタイミングまで日持ちするお目当ての商品があれば、最安値でゲットしましょう。
そのうえで、できるだけ店内の外周を歩いて、中心部に入り込まないように意識してください。お得な商品や野菜、肉、魚、卵などの日常的に必要な商品はスーパーの外周部分に配置されていることが多いため、外周のみで買い物を済ませることができ、出費を減らしやすくなります。
■制限時間を設定する
「急ぎ気味でお目当ての商品を手に取らないと時間内に買い物を終えられないかも……」と少し焦るくらいの制限時間を設定し、それ以内に店を出ることができるかどうか、ゲーム感覚で買い物をするのもよいですね。
店内に長居すればするほど余計なものを手にとってしまいますから、制限時間を設けて必要最低限の買い物で済ませるようにしましょう。急いだ結果、買い忘れが多発すると本末転倒ですから、最終チェックを忘れずに。
■マイバスケット(マイかご)を持参する
マイバッグも便利ですが、マイバスケットを活用すれば袋詰めの作業がなくなり、手間なく買い物を終了できます。こういった作業が面倒でまとめ買いするようにしている方や、袋詰めやレジに並ぶのが面倒だとついコンビニに足を運んでしまうという方にとくにオススメの方法です。帰宅してから冷蔵庫や保管場所に商品を移動させるのもラクにできますよ。
重要なのは、「余計なコーナーを回らない」「不要なものを手に取らない」ようにする意識と、買い物の負担を減らしてスーパーでの時間を楽しむ意識です。「面倒だからコンビニで……」とならないよう、自分が心地いい買い物ルールを設定して、日々の買い物を楽しみながら節約を実現させてくださいね。
(Nao Kiyota)