かまいたち(山内健司、濱家隆一)の高笑いが止まらない。レギュラー本数17本。「キングオブコント2017」で優勝し、「M-1グランプリ」では17年から19年まで3年連続でファイナリストとなった2人は、地上波のみならず、配信番組、SNSなどあらゆるメディアを駆使して“数字を稼いで”いる。
ともに既婚者で、子育て真っ最中のパパ。山内は不安定な芸人職に不安を感じて、資産増収に余念がない。“不動産王”になりつつあると、実話誌の芸能ライターがいう。
「ぶっちゃけ、預金は夫婦の合算で450万円ほどしかないそう。今のかまいたちなら、月で軽く稼げる額ですが、実は山内さんはマンションを3棟も保有しているのです。と言っても、入居率100%が続かなければ、思うような収益につながらないというリスクもあるようですが」
1つめは、自身の家族で住む都内の高級マンション。ローン総額は1億円超えだ。2つめは、笑いの腕を磨いた大阪にある3000万円超えのタワマンの一室。さらに昨年、神奈川県内におよそ1億3000万円のアパートを購入。3階建てで全12戸の木造アパートは、投資目的で購入。この地域の相場である家賃7万円台の安価だが、現在は満室をキープできている。
「入居者は誰もオーナーが山内さんであることを知りません。家賃収入は、つねに満室が続けば月に90万円ほどになるとか。副業利益で成功している芸人といえば最近は、コウメ大夫や流れ星☆のたきうえなどが有名ですが、山内さんの場合は芸人としても大成功。覇王になれる日が近いかも」(前出・芸能ライター)
かまいたちといえば、今年は「億イレブン」に名前が挙がった。これは、吉本興業の芸人の年収が億超えしている11人のこと。関西のローカル番組でトミーズ・雅が具体性を含めたトークで、複数の芸人を挙げた。西川きよしや桂文枝、明石家さんまやダウンタウンは除外したうえで、帯レギュラーがある、キー局のゴールデンタイムで冠レギュラーを抱える、海外で成功している、司会業が多いといった条件を挙げた。その結果、ナインティナイン、今田耕司、東野幸治、博多華丸・大吉、千鳥、かまいたち、千原兄弟の千原ジュニア、麒麟の川島明、南海キャンディーズの山里亮太、渡辺直美と予想したのだ。
芸人は、ギャラの話題が大好物。かまいたちは高水準をキープしているため、“財テク芸人”山内は今まさに有卦に入っている。
(北村ともこ)