歌手・近藤真彦による「ぽかぽか」(フジテレビ系)での不衛生な振る舞いに対し、「手袋つける意味わかってないでしょ?」とのツッコミが相次いだ。同番組の、さる7月15日放送回。恒例企画「牛肉ぴったんこチャレンジ」での一幕である。
日本各地の名店から取り寄せた2キロの高級和牛の塊から、ゲストがぴったり300グラム分を切り分け、成功すれば塊ごと持ち帰れるというルールの同企画。この日の挑戦者である近藤は、チャレンジ前にスタッフから用意されたビニール手袋を着用したが、いざカッティングへ入る直前、7月19日開催の武道館ライブの話題に移り、「今日、いろいろやらせてもらったけど、頭の中は武道館のことでいっぱい」とコメント。その際、ビニール手袋をした状態で、両手で髪の毛をかき上げ、そのまま生肉にベタベタと触れながらカッティング作業を始めてしまったのだ。
作業中、包丁を右手で持っていた近藤の左手は常に生肉に触れた状態。カット後の生肉をはかりに乗せる際にも両手でつかんでおり、直前に髪の毛を触った手で生肉に触れるという不衛生さには、ネットでドン引きの反応がこだました。
「近藤はふだんから髪の毛をかき上げることが多いので、今回もつい無意識に手袋着用後にもクセが出てしまったのでしょうが、番組では、食品の扱いに関して襟を正さなければならない“事件”が今春に起きたばかり。3月6日放送回で豚の冷しゃぶにマッチする新定番のタレを作る調理企画を実施したところ、その食材管理に問題があったのか、完成した料理を試食した5人の出演者全員が体調不良に陥り、うち4人が番組を休む事態となったんです。3日後の『ぽかぽか』の発表によると、原因は特定できなかったとのことですが、近藤の生肉の扱いもまた不適切だと言わざるを得ないでしょう。また、世間からは、そもそも出演者が生肉の前でマスクをつけずにぺちゃくちゃとしゃべっている点も不衛生であるとの指摘があったほか、当の近藤についても『生肉じゃなくて自分の手を汚さないための手袋だと思ってるんだろうなぁ』『汚い…』『手袋つける意味ないじゃん』との反応が見られました」(テレビ誌ライター)
なお、近藤のカッティングは300グラムをかなり超えてしまい、チャレンジは失敗。残った肉は番組スタッフが食べているとのことだ。よく火を通して食べていてほしいものだ。
(木村慎吾)