1万部売れれば大ヒットといわれる昨今の出版業界で、新刊を1ヵ月で3万5000部も売り上げる人気占い師がゲッターズ飯田だ。彼の占い方法はいたってシンプル。ノートに名前と生年月日を書いてもらい、手相を見るだけ。唯一にして最大の特徴は、占った人から“一切お金を取らない”という点のみだ。統計学から導き出すというゲッターズ飯田の占いはデータ収集が命。そのため占いは無償で行っているという。こうして集めたデータを日々ノートに書き留めるうちに、今では自宅に5000冊のノートがあり、占った人数はじつに4万5000人にも上るという。
そんな彼が12月5日、「バナナマンの決断は金曜日」(フジテレビ系)に出演し、自身の占いについて語った。
「実践で5000人くらいまでは当たりませんでした。しかし2万人を超えたら、もう完全にハズレないですね」
あまりにも的確に性格を当てるため、科学的根拠があるのではないかとハーバード大学の教授が研究対象として興味を示しているという。そんな飯田が番組内で2015年に「玉の輿に乗る女性の法則」を解説した。
「まずはチョコを食べる。服はオレンジかピンク色。胸元が開いた服を着たら全員モテます。あと2015年は花柄が良い。金運のいい男は花柄を選ぶ女性を選びやすいので、花柄が良いです」
それにしても彼の占いはなぜここまで注目されるようになったのか。芸能関係者は語る。
「極楽とんぼ・山本圭一さんの謹慎を当ててからでしょうね。女性トラブルが起こる前、飯田さんは北に行ってはいけない。8月以降極楽とんぼが見えない、と場所と月まで言及していたんです。実際に事件が起きた時はみんなビックリしていましたよ」
今ではあらゆる業界関係者から信頼を得ているというゲッターズ飯田。来年以降も快進撃は続きそうだ。