みずからの「性加害報道」を巡る裁判に注力するため、今年1月から芸能活動を休止しているダウンタウン・松本人志。
3月に「世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです」と投稿して以来、Xではリポストのみ行ってきた松本だが、7月14日に「ポスト、リポスト普通にしょうと思ってます。当たり前の権利やし」と綴り、通常の投稿を再開する意向を示した。
30万以上の「いいね」が寄せられるなど、注目を集める松本の「X投稿再開」宣言だが、芸能界の反応は限定的だ。お笑い関係者が語る。
「さまぁ~ずの三村マサカズや、くまだまさし、ピアニストの清塚信也らが反応し、松本とX上でやりとりしていますが、大きな動きにはなっていない。松本本人としても拍子抜けしたのではないでしょうか」
この状況について独自の見解を示したのがエハラマサヒロ。一般ユーザーによる「三村さん以外、パッとしない芸人しか反応してない」とのポストに対し「近ければ近い人ほど擁護だなんだ叩かれるから書けないと思うよ」「周りにどう思われてもいい、仕事に影響あっても別にいい、ただ思った事だから素直に言いますって人が書いてんじゃない?」と綴ったのだ。
大半の芸人が躊躇する「松本へのエール」だが、その背景には「仕事の影響」以外の理由も。
前出のお笑い関係者は「松本にスルーされた時の“イタさ”を気にしているのでは」と指摘する。さらに続けて、
「松本と相互フォローにもかかわらずTKO・木下隆行は『お待ちしておりました』と反応したものの完全にスルーされてしまった。多くの芸人が『気づいてもらえない可能性』と自分のプライドを天秤にかけて、二の足を踏んでいるんだと思います」
引き続き松本の動向を注視したい。
(塚原真弓)