新NISAが始まった今年は様々な投資商品の宣伝が増えた。顧客の獲得競争が激化しているのだろう。
定期的にチェックしているポイントサイトでも新規案件や付与ポイント増額が目につく。とはいえ、投資なので元手がかかるし、リスクもある。
その点、ポイントサイト「ハピタス」で発見した投資ネタはコスパがよさそうである。
狙うは「ひふみ投信」。主に日本の成長企業に投資するファンドだ。
数年前、マスコミに取り上げられて人気となったが、手数料は1%超とやや割高。最近は手数料が安いインデックス投資に押されて伸び悩んでいる模様だ。テコ入れとしてポイントサイトに広告を出したのだろう。
付与されるのは7000円分のポイントと投資案件としては平凡だが、条件は1000円以上の積立買付を1度でも行えばOKだ。ちなみにNISA口座に登録する場合は約2万円分が付与される。
だが、俺は他社でNISA口座設定済みで移管するのは時間も手間もかかるため簡単な方を選んだ。
さっそく口座開設だ。ハピタス経由でひふみのHPにジャンプし、入力を進める。身分証明画像などをアップロードし、手続きは10分ほどで終了。2日後には無事開設できた。
積立の設定金額は最低の月額1000円。入金も出金も手数料はかからない。これで1カ月運用すれば、ポイントゲット。そのあとで解約しても問題ない。
しかし、積立設定したタイミングが月の後半だったため、実際に買付が始まったのは翌々月の5日。おかげで、ハピタスも条件達成の判定になるまで時間がかかる。
ポイント付与されるまで、ひふみ投信の解約はNGなので待つのみだ。
結果、7000P獲得に気がついたのは、2度目の積立買付が終わった後だった。
あとは、ひふみ投信の解約だ。2カ月で2000円投資した積立運用実績は24円のプラス。
微々たるものだが、マイナスにならなくてよかった。出金手続きを済ませて、利益を確認。合計7024円である。
和田虫象(わだ・むしぞう):1980年生まれ。専門学校卒業後、芸能活動をするも芽が出ず、底辺ライター兼便利屋に。ニート気質ではあるが「きっついお仕事」「俺の旅ーニッポン縦断強制放浪」(いずれも鉄人社刊)の著書がある。