韓国の大手事務所「HYBE」の日本本社「HYBE JAPAN」の傘下である芸能事務所「NAECO」から退所したと報じられた平手友梨奈。「週刊女性PRIME」の記事によると、ドラマの撮影に遅刻したりドタキャンすることが問題視され、今年2月末にも契約解除の話が浮上。その時は反省を示したものの、現場で“女王様気質”を発揮し、スタッフに対し「もっとレベルの高い現場かと思っていた」と発言したこともあったようだ。
「NAECO」には平手しか所属していなかったため、平手のために設立されたような事務所だったが、現在はAdoが所属する「クラウドナイン」に移籍する話が進んでいるとのこと。
調和を大事にする日本では、自己主張をする人は煙たがられることがしばしばある。平手の遅刻やドタキャンで迷惑を被った人々はおそらく複数いたことだろう。
しかし、平手の「才能」がどうしてもほしい現場なら、どれだけワガママで身勝手なふるまいをされても我慢するだろう。もっと言えば、誰もがひれ伏すような「才能」が平手にあれば、遅刻もドタキャンも見逃してもらえることだろう。「もっとレベルの高い現場かと思っていた」と言いたくなるような映画やドラマの現場に何度も遭遇したことがある。それでも黙って自分の仕事をしている人がほとんどだ。
思ったことを口にする平手はワガママに見えてしまうだろうが、そんな平手をコントロールできない芸能事務所もどうかと思う。
平手はどこかの事務所に所属するのではなく、いっそのこと個人事務所を設立してみてはどうだろうか。自分にどれだけの人がついてきてくれるか、自分の芸能界での立ち位置はどんなものなのか、きっと今より深く理解できることだろう。てち、頑張れ!
(森山いま)