今、“旬”の「乗っ取り」ではなかったようだ。8月4日、ユーチューバーでタレントのフワちゃんがお笑いタレント・やす子への中傷コメントを削除し、本人に直接謝罪すると報告したことについてである。
やす子は8月1日のXで、開催中のパリ五輪について「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆優勝でーす」と綴り、笑顔と拍手の絵文字を並べて代表選手たちの健闘を讃えた。すると、この投稿をフワちゃんが3日後に引用し、「おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす」と口撃。突然の荒々しいポスト内容にXユーザーがザワつくと、投稿はしばらくして削除された。やす子自身もこれを不思議に思ったのか、一般ユーザーによる「フワちゃん、すぐに消してたけど乗っ取り?」とするポストをリポストするなどしていた。
しかし、その真相は、不正ログインによる乗っ取りではなかったようだ。一時、Xで「フワちゃん」「やす子」などのワードがトレンド入りし、波紋が広がりを見せていた中、フワちゃんは“暴言”投稿から約9時間後に再びXを更新。
「本当にすみません 今ここで皆さんに報告することではないのですが、言っちゃいけないこと言って、傷つけてしまいました ご本人に直接謝ります」と綴り、みずから投稿した内容であることを認めたのだ。
なお、この謝罪投稿の約20分前には、やす子も自身のXから「とっても悲しい」とだけ投稿していた。
「すぐにポストを削除していることから、フワちゃんが裏アカウントだと思い込んで本アカに“誤爆”してしまったという可能性が高そうですね。もちろん、裏アカだとしても許される言葉ではなく、ふだんからそのような中傷を繰り返していたのでは?と疑う声や、本性が垣間見られたとして“もっと嫌いになりました”とする反応も出ています。また、最近では、お笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹に、インスタグラムのDMを使ったファンへの性的画像要求疑惑が浮上しており、稲田はこれを“全く見に覚えのない乗っ取り被害”だと否定。現在は警察に相談中とのことですが、今回のフワちゃんに対し、『乗っ取りや不正ログインで逃げなかったのだけは潔くて偉い』『誰かさんとは違って、正直に認めたことだけは評価します』と、稲田の主張に疑念を抱いている憶測を引っかけた声までありました」(テレビ誌ライター)
それにしても、フワちゃんが「死んでください」と言い放つほど、やす子との間に何らかの溝があったのか。謎は深まるばかりだ。
(木村慎吾)