元Hey!Say!JUMPの森本龍太郎が所属するダンスボーカルグループ「ZERO」のライブが12月25日、都内で開催された。
今回で4回目となる本ステージは、メンバーとファンにとって初の“クリスマスライブ”。開催前「最高のXmas partyをZEROと共に…」とブログで綴っていた森本だったが、その思いはファンたちとしっかり共有できたようだ。
2007年9月にJUMPのメンバーとなった森本は、同11月にCDデビュー。しかし、11年6月28日発売の「週刊女性」に掲載された過去の喫煙写真が掲載され、これを本人も認めたことで、同年6月27日にジャニーズ事務所から「無期限活動休止」という重い処分を受けた。
さらに11月15日にはJUMPの公式ページから森本のプロフィールが削除されたことが発覚し、「退所」したことが判明すると、多くのファンが失望したのだった。
森本によれば、当時あるストーカーに悩まされており、自暴自棄に苛まれ、思わず喫煙してしまったとのちに語っている。
「一時は積み上げてきたものがゼロになったことで、生きていても仕方がないと自ら命を絶つことを考えたこともあったそうです。それでも死ななかったのは『僕以外の人が苦しむと思ったので生きようと思った』からだとか。その思いがZEROへとつながっていくんです」(エンタメ誌ライター)
そして15年、ダンスボーカルグループ「ZERO」を結成。翌16年4月21日には、約4年ぶりに芸能界へ復帰することも発表され、今日に至る。
「これまでにも、ジャニーズを辞めて消えていった人はたくさんいます。なかにはその後の働き口がなく、ホストになる人もいました。ですが最近は自己発信ツールも増え、事務所に所属せずとも個人で活動できるようになった。ネームバリューがあれば、ちょっとしたライブ会場だって借りられます。また、才能があれば、そこからメジャーに返り咲くことも充分にありえます。森本くんにも期待したいですね」(芸能ジャーナリスト)
そんな多くの“消えたジャニーズ”たちの今を追った特集が、12月31日に「セブンイレブン」限定ムックとして発売された「Asa‐Jo Premium(アサジョプレミアム)」に掲載されている。あの憧れだったジャニーズのその後を、あなたのその目で確かめてもらいたい。