フリーアナ・川口ゆりによる“男性のニオイ”にまつわる投稿が賛否を招いている。すでにXでのポストは削除されたものの、ネット民による執拗なツッコミが止まらない状況だ。発端は8月9日までに投稿された「ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど、夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…」という、男性の汗やニオイへの対策についてのポストだった。川口は美容系の事業にも携わっているということで、カラダのケアへの意識が高いのだろうが、世のサラリーマンが1日数回のシャワーを浴びることは難しい。加えて、そもそも“ニオイの問題は男性だけのことなのか?”という指摘も集まった。
批判の声が寄せられたことを受け、川口はその後の投稿で「一日に何度もシャワーに入れない人もいると非難の言葉を沢山貰いますが、そういう話をしてるのではなく。気付かぬうちに不快にさせることが誰しもあるから、できる範囲で清潔感を保つことが大事」「特にこんな酷暑なら過剰に気をつけるくらいでもおかしくない。その例えがシャワーという話をしているのです」などと真意を説明した。
「シャワーに対する釈明はあったものの、なぜ男性のニオイにのみ言及したのかという説明はなく、結局8月10日までに一連の投稿は削除。さらに11日には彼女の所属事務所が契約解除を発表するに至りました。やはり、『多くの男性』に向けて綴るのではなく、“酷暑なのでニオイ対策を強く意識したいですね”という自戒のニュアンスで投稿すれば、こうした事態は避けられたはずです。また、川口が8月5日更新のXで、パリ五輪の出場アスリートへの中傷問題に関し、『選手が誹謗中傷される様子がよく目に入ってきて、それらの酷さによく引いてる』とも言及していたことから、それについても『よく言うわ』『体を動かす仕事の人はあなたの投稿を見て傷付いたと思いますよ』との指摘が寄せられています」(テレビ誌ライター)
タレント・フワちゃんの中傷コメント問題もなかなか収束していかない中、著名人はSNSでの発信に一層慎重になる必要があるだろう。
(木村慎吾)=写真はイメージ=